風しんについて

風しんは風しんウイルスによって起こる感染症です。

 国立感染症研究所によると、平成25年には累計14,357例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年以降、最も多い報告数となりました。この流行により、先天性風しん症候群の患者が45人報告されました。その後、一旦は終息したものの平成30年7月下旬より関東地方を中心に再び患者数が増加しており、全国的な感染の拡大が懸念されています。このため厚生労働省は2019年2月、これまでの風しん対策事業に加え、「風しんに関する追加的対策」として、今までに一度も予防接種を受けた事のない世代に該当する男性を対象とした新たな定期予防接種を実施することを決定しました。この制度により、2021年までに風しん排除の達成を目指しています。

 

〈症状〉 

発熱・発疹・リンパ節の腫脹を主な症状とします。

 通常は数日で治癒することから「3日はしか」とも言われますが、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎などの重篤な合併症を併発することもあります。

 また、感染しても無症状の方が約15%存在すると言われており、上記の症状が全てそろわない場合もあります。

 

〈予防〉

 風しんワクチンの接種が有効です。これまでに風しんにかかったことのない方や、風しんの予防接種を受けていない方は、早めに予防接種を受けられることをおすすめします。特に妊娠初期の女性が風しんに感染すると出生児に先天性風疹症候群(白内障・難聴や先天性の心臓病など)となる可能性が高いと言われています。妊娠中または妊娠の可能性がある方は接種できません。風しんワクチン接種後、最低2か月間は避妊が必要です。

風しんの流行状況等、詳しくは国立感染症情報センターのホームページでご覧ください。

 

 
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更新日:2019年8月21日