現在の位置

お染久松物語

近松半二作「新版歌祭文」~野崎村の段~より

 野崎村の久作には、養子の久松(ひさまつ)と、女房の連れ子のお光(おみつ)がいた。久作は気立ての優しいお光を、久松の嫁にしようとしていた。

 

 一方、久松は奉公に出た大阪の油問屋の娘、お染(おそめ)と知り合い、恋に落ちる。それをねたまれ、久松が油問屋から帰されてきたので、久作は早速久松とお光の祝言を挙げようとする。

 

 久松のことを以前から慕っていたお光が婚礼の支度をしている所へ、大阪からお染が「野崎まいり」にかこつけて久松に会いに来た。久松との関係に気付いたお光は、お染を追い返そうとし、久松と言い争いになる…。養父への義理から別れ話を持ち出す久松と二人きりになったお染は、自害しようとする。それを見て、久松は二人で死ぬことを約束する。そこへ、事の成り行きをみていた久作に人の道に反していると諭され、二人は別れを誓うが、お互い心中の覚悟を決めていた。

 

 祝言の席でお光が綿帽子を取ると、髪を切り尼の姿になっていた。お光は二人の心を察し、自分が身を引けば、二人が幸せになれると考えたのだった。それを見ていた、お染の母親お勝(おかつ)はお光に礼を述べ、二人の仲を認め、二人は油屋へ帰っていく。二人の無事を祈り、その姿を見送りつつ、お光は泣き崩れるのであった。

 

 

お問い合わせ
市民生活部 産業労働課
・商工・労働・観光グループ
電話番号072-870-4013 ファクス072-870-7732
・農政・農業委員会グループ
電話番号072-870-9620 ファクス072-870-7732
〒574-8555 大阪府大東市谷川一丁目1番1号 市役所東別館2階 

産業労働課のお問い合わせページへ 

更新日:2010年8月6日

ページの先頭へ