(目的)

第1条　この要綱は、法令及び大東市契約規則(平成10年規則第10号。以下「規則」という。)に定めがあるものを除くほか、工事その他の請負契約の監督の実施に関し、必要な事項を定めることを目的とする。

(用語の意義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(監督職員の責務)

第3条　監督職員は、工事が安全かつ適正に行われるように努めなければならない。

(監督職員の業務)

第4条　監督職員は、現場の状況を把握し、法令及び規則等並びに設計図、仕様書その他契約に関する図書に基づき次の各号に掲げる業務を行うものとする。

(監督職員の報告義務)

第5条　監督職員は、前条の業務の実施状況について、必要に応じ、工事担当課長に報告しなければならない。

(監督職員の指名)

第6条　監督職員は、工事担当課長が所属職員のうちから指名する。

(監督に関する図書)

第7条　監督職員は、別表に掲げる図書を整備しなければならない。

(監督記録)

第8条　監督職員は、監督記録(様式第2号)に監督上必要な事項を記録するものとする。

(検査の立会い)

第9条　監督職員は、検査職員の行う検査に立ち会うとともに請負者に的確な指示を与え、検査職員に必要な資料等を提示するものとする。

(事前検査の実施)

第10条　監督職員は、請負者から竣工届又は既済部分検査請求書が提出されたときは、契約図書に基づき、工事の目的物又は既済部分における構造、寸法、数量及び現場関係資料を査定するものとする。

(事故等の措置)

第11条　監督職員は、工事の施工中において、事故等が発生した場合は、請負者に対してとるべき応急措置を指示し、速やかに工事担当課長に事故(災害)報告書(様式第4号)を提出するものとする。

(工事成績評定書の作成)

第12条　監督職員は、工事が完成したときは、工事成績評定要領に基づき工事成績評定書を作成し、工事担当課長に報告を行い、工事担当課長はこれを検査担当課長に提出するものとする。

(施工体制点検表の作成)

第13条　監督職員は、別に定める請負工事施工体制把握要領に基づき、工事着手前及び施工中必要に応じて施工体制点検表を作成し、工事担当課長に報告するものとする。

(補則)

第14条　この要綱に定めるもののほか、工事その他の請負契約の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。