○大東市上下水道局における標準職務遂行能力を定める要綱

平成28年3月17日

要綱第5号

(目的)

第1条 この要綱は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第15条の2第1項第5号の規定に基づき、標準職務遂行能力について、必要な事項を定めることを目的とする。

(標準職務遂行能力)

第2条 大東市上下水道局における標準的な職を定める規程(平成28年水管規程第2号)別表中欄に掲げる職制上の段階に係る標準職務遂行能力は、別表の標準的な職の欄に掲げる職ごとに、同表の標準職務遂行能力の欄に定めるとおりとする。

この要綱は、平成28年4月1日から施行する。

別表第1(第2条関係)

標準的な職

標準職務遂行能力

1 理事

(1) 管理統率力(リーダーシップ)

組織の目標を浸透させ、その達成に向けて部下をうまく指導するとともに、リーダーシップにより組織をまとめあげ、目標の達成に向かって管理統率を図ることができる。

(2) 折衝力及び調整力

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 評価能力

部下の評価について、主観に陥ることなく客観的視点で公平かつ公正に行うことができ、部下の目標の達成又は未達成の原因を十分に把握し、本人へ分かりやすく伝えることができる。

(5) 自覚

本市の経営に携わる者として、経営についての自覚と責任感をもって取り組むことができる。

(6) 全体意識

部局の利害にとらわれず、本市全体の視点をもって組織運営を行うことができる。

(7) 行財政改革

現状に甘んじることなく、行財政改革に対し、積極的に取り組むことができる。

2 部長

(1) 管理統率力(リーダーシップ)

組織の目標を浸透させ、その達成に向けて部下をうまく指導するとともに、リーダーシップにより組織をまとめあげ、目標の達成に向かって管理統率を図ることができる。

(2) 折衝力及び調整力

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 評価能力

部下の評価について、主観に陥ることなく客観的視点で公平かつ公正に行うことができ、部下の目標の達成又は未達成の原因を十分に把握し、本人へ分かりやすく伝えることができる。

(5) 自覚

本市の経営に携わる者として、経営についての自覚と責任感をもって取り組むことができる。

(6) 全体意識

部局の利害にとらわれず、本市全体の視点をもって組織運営を行うことができる。

(7) 行財政改革

現状に甘んじることなく、行財政改革に対し、積極的に取り組むことができる。

3 次長

(1) 情報収集力及び課題発見力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、課題を発見することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 政策立案力、業務改善力及び調整力

担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 評価能力

部下の評価を客観的に行うことができる。

目標の達成又は未達成の原因を十分に把握することができる。

中期的な課題を認識し、次期における課題、対策等を把握している。

4 課長

(1) 情報収集力及び課題発見力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、課題を発見することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 政策立案力、業務改善力及び調整力

担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 評価能力

部下の評価を客観的に行うことができる。

目標の達成又は未達成の原因を十分に把握することができる。

中期的な課題を認識し、次期における課題、対策等を把握している。

5 課長補佐

(1) 情報収集力及び課題発見力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、課題を発見することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 政策立案力、業務改善力及び調整力

担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 組織貢献及びリーダーシップ

上司を補佐し、組織の目的をグループ(課等)に浸透させ、その達成に向けて的確な指示を行うことができる。

指示だけでなく自ら進んで困難な業務に取り組み、達成しようと努力することができる。

6 上席主査

(1) 情報収集力及び課題発見力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、課題を発見することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 政策立案力、業務改善力及び調整力

担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 組織貢献及びリーダーシップ

上司を補佐し、組織の目的をグループ(課等)に浸透させ、その達成に向けて的確な指示を行うことができる。

指示だけでなく自ら進んで困難な業務に取り組み、達成しようと努力することができる。

7 主査

(1) 情報収集力及び課題発見力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、課題を発見することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 政策立案力、業務改善力及び調整力

担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

利害関係の異なる庁内外の相手に自分の考えを理解し、信頼させ、業務目的の実現に向けて職務を円滑に推進させる能力があり、特に庁内においては、相互に理解し、協力しあえる姿勢を築くことができる。

(3) 人材育成力

部下の能力及び適性を把握し、適切なOJTを実施し、部下の意見を聴き、十分なコミュニケーションを図ることができる。

(4) 組織貢献及びリーダーシップ

組織の目的をグループ(課等)に浸透させ、その達成に向けて的確な指示を行うことができる。

指示だけでなく自ら進んで困難な業務に取り組み、達成しようと努力することができる。

8 係員

(1) 課題発見力及び政策立案力

住民ニーズ及び担当業務についての情報を適切に収集整理し、担当業務の課題について、短期的な視点及び長期的な視点から計画を立案することができる。

担当業務の問題点を把握し、その解決のための調査及び研究を行うことができる。

(2) 意思疎通及びチームワーク

組織内のルールを遵守し、自らの役割を認識して業務を遂行することができる。

報告、連絡、相談等情報共有に努めることができる。

後輩の育成のため、適切なOJTを実施することができる。

(3) 接遇及び応対

公務員としての職責を理解し、庁内外の関係者に好感の持てる応対を心がけることで、信頼関係を構築することができる。

(4) 業務知識及び技能

担当業務の遂行について、十分な技能を有している。

必要な知識及び技能の習得に留まらず、様々な情報を収集する等更なる能力向上に努めることができる。

大東市上下水道局における標準職務遂行能力を定める要綱

平成28年3月17日 要綱第5号

(平成28年4月1日施行)

体系情報
第15編 公営企業/第3章 人事・給与
沿革情報
平成28年3月17日 要綱第5号