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教育委員会だより「えがお大東っ子」第72号

記事ID:0057178 更新日:2024年10月1日更新 印刷ページ表示

えがお大東っ子72号

  • 令和6年度 第13回大東市教育研究フォーラム
  • 地域とともにある学校づくり コミュニティスクールについて
  • チーム学校による安全・安心な学校づくり
  • 通学路の安全点検について
  • 教育委員会からのお知らせ

PDFファイルはこちらえがお大東っ子72号 [PDFファイル/1.73MB]

 

​令和6年度 第13回大東市教育研究フォーラム

 大東市教育委員会は市内の幼・小・中学校教職員と市民の皆さまも対象に、「第13回大東市教育研究フォーラムを実施しました。今年度は、7月31日(水曜日)に全体会を、8月1日(木曜日)に市内教職員対象に分科会を実施しました。全体会には、市内の教職員のみならず、市民の皆さま100名以上のご参加をいただきました。

7月31日(水曜日)全体会  @大東市立総合文化センター

 今年度も市内教職員のみならず、保護者、地域の方々が一堂に会して大東市教育研究フォーラム全体会を開催することができました。

はじめに、大阪産業大学 教授 西口 利文氏と大東市教育委員会事務局教育研究所より、公立幼・小・中学校の保育・授業づくりの取組み紹介を行いました。大東市が推進して取り組んできた「学び合う学校園づくり」の成果について、またフロアからの参加型の質問に対して、西口教授に答えていただく等、会場全体で、本市教育の今後について考える時間となりました。

また、「子どもにつけたいことばの力」をテーマとして、記念講演では、落語家の桂 吉弥氏をお招きし、講話と落語を一席設けていただきました。参加者からは、「プロの間の取り方、聞かせるための話術を実感することができた」や「好きな気持ちを大事にすることが主体的な学びに繋がると感じた」、市民の方からも「よくぞ吉弥さんを呼んでいただいた」という言葉もいただきました。

教育フォーラム写真

​8月1日(木曜日)分科会  @大東市立市民会館

分科会では、2学期からの指導にいかす各教育分野の理解と実践をテーマとして、市内教職員を対象に、全8講座を開講しました。

 どの講座も、参加した教職員が、自身のこれまでの実践を振り返るとともに、2学期から、どんな取組みをしていくか、改めて考える良い機会となりました。

本フォーラムを通じて、参加教職員は教育の質の向上に向けた具体的なアイデアを得ることができました。今後も市教育委員会は、継続的な研修を通じて、市内の教育活動の充実を図っていく予定です。

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【お問い合わせ先:大東市教育委員会事務局 教育研究所 Tel:072-870-9107】

 

地域とともにある学校づくり
コミュニティスクール(「学校運営協議会」を設置した学校)について

 コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るために、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていく仕組みです。
 近年は特に、子どもたちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化・多様化しています。

 例えば​

  グローバル化   人口減少・少子化の進行  
  児童虐待の増加  貧困問題の深刻化

  地域社会とのつながりの希薄化  子どもたちの規範意識や社会性等の課題
  複雑化・多様化した学校の課題に伴う教職員の勤務負担

などが挙げられます。そんな中、これらの課題を解決するために学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されています。
 これからの学校の在り方として「開かれた学校」からさらに一歩踏み出し、地域でどのような子どもたちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校」へと転換していくことが重要となっています。
​ 大東市立学校園においても、すべての中学校区ごとに「学校運営協議会」を設置しています。委員に保護者や地域住民・学識経験者等をおき、定期的に会議を行いコミュニティ・スクールとして地域とともにある学校づくりをすすめています。 
 教職員・保護者・地域が同じ方向を向き、連携して校区の子どもたちを育てていくために、学校運営の在り方や課題について協議をしています

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【お問い合わせ先:大東市教育委員会事務局 教育企画室 Tel:072-800-8100】

 

チーム学校による 安全・安心な学校づくりについて

学校で児童生徒が抱える問題や課題は、要因が複合的に絡み合い、その解決や対応が難しい状況と言われています。そのため、学校関係者のみで全ての問題や課題に対応するのではなく、多様な専門職や関係機関と連携・協働し、「チーム学校」として対応することで、子どもの安全・安心につながります。
 大東市でも、児童生徒が抱える問題や課題に多くの専門職が関わっています。その中で、今回はスクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)、教育アドバイザー(教育AD)について紹介します。

SC(スクールカウンセラー)

 児童生徒や保護者からの相談を受け、心理学的な面から助言や援助を行う心理の専門家です。いじめや不登校に関する内容、勉強や部活動に関する相談、友だち関係の悩みなど、様々な相談を受け、気持ちに寄り添いながら相談にのります。また、必要に応じて教員と連携し、問題解決のための働きかけも行います。小学校、中学校に定期的に配置されており、児童生徒との関係づくりを大切にしながら、相談業務に携わっています。
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SSW(スクールソーシャルワーカー)

 児童や保護者からの日常生活や家庭での困りごとに対して、教員や関係機関と連携を取りながら問題解決を図る福祉の専門家です。学校では、児童生徒との会話や様子だけでなく、持ち物や掲示板などいろいろな視点で気になることがないか見守りを行っています。
 SCとの違いは、福祉的な面から働きかけを行う中で、他機関と連携し、アプローチを行う点です。例えば、こども食堂のような居場所を紹介したり、相談支援事業所などの社会資源を紹介し、福祉サービスにつなげたりします。

教育AD(教育アドバイザー)

いじめや虐待、学校事故等への対応について、主に教職員に対して法的な観点等から助言を行います。今年度勤務の警察OB 2名により、必要に応じて学校と警察の連携にも助言を行っています。
また、子どもたちにたいして未然防止の観点から「非行防止教室」も各校にて実施しています。具体的な事例を挙げながら、子どもたちがわかりやすく学ぶ機会を設けています。
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【お問い合わせ先:大東市教育委員会事務局 指導・人権教育課 Tel:072-870-9104】

通学路の安全点検について

 毎年9月に、大東市通学路安全推進協議会(四條畷警察署、枚方土木事務所、道路課、学校管理課)が通学路の合同点検を実施しています。安全対策について話し合いを行った後、通学路へ出向き、安全柵の新設や啓発看板の設置など、有効な安全策を検討しています。
 皆様から寄せられた通学路の危険個所の情報は、現地調査を行い、警察署や道路管理者等と協議を行い、改善に向けた対応を進めております。
 今後も、関係機関と連携して対策を進めてまいりますので、保護者の皆様や地域の皆様には、引き続き子どもたちの安全確保に向けてご支援いただきますようお願いいたします。
 近年の猛暑対応や災害時における避難所の環境向上のため、中学校8校の体育館にエアコンを整備しました。学校施設の貸出で体育館を使用する方も利用できます。

【対策事例】

1 2 路面表示の更新

【お問い合わせ先:大東市教育委員会事務局 学校管理課 Tel:072-870-9676】

教育委員会からのお知らせ

子育て世代向けInstagram

大東市の子育て支援や教育の情報について発信しています。

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大東学び合いネット

大東学び合いネットは、市内小・中学校20校が作成しているホームページのセンター的役割として、「今日のピックアップ」等、各小・中学校の情報を共有できるページです。

また、教育長からのお知らせも不定期で発信しています。

https://ed.city.daito.osaka.jp/swas/<外部リンク>

学び合いネット

大東市教育委員会公式YouTubeチャンネル『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる』

『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる』では、大東市の教育に関するさまざまな情報を発信しています。
https://www.youtube.com/channel/UCBmt8OAqYK8hTmIpXdb9jxA<外部リンク>

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