ごあいさつ（令和3年1月）

新たな年を迎えて

　あけましておめでとうございます。

　市民の皆様には、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は市政運営に多大なご理解とご協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。

　さて、本来であれば、昨年は7月に2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催され、多くのアスリートが競い合い、そこから生まれる素晴らしい記録や感動に世界中が包まれる1年となるはずでした。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、東京オリンピック・パラリンピックは今年に延期され、世界中が新型コロナウイルス感染症との戦いに明け暮れる厳しい1年となりました。

　私たちは、昨年1年間に様々な出来事を経験し、そして新しい生活様式や習慣を取り入れてまいりました。これらの経験や変化は、私たちの日常となり、柔軟な思考と新たな可能性を取り入れるきっかけとなりました。今後の施策展開につきましても、新しい生活様式に基づき、「日常に近づける」、「日常を取り戻す」、「日常を発展させる」対策をしっかりと実行してまいります。

　本年、大東市は市制施行65周年を迎えます。今日の大東市の礎を築いてこられた先人の皆様に感謝申し上げるとともに、これからの大東市がさらに飛躍し、発展できるよう、市政運営に全力で取り組んでまいります。

　本年は、これまで進めてまいりました、北条エリアの「morineki（もりねき）」のまちびらきをはじめ、飯盛城跡の国史跡指定に係る魅力の発信やその周辺整備、東京オリンピック・パラリンピックに出場するコロンビア共和国のホストタウンとしての取組に加え、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」を理念とした様々な施策を実施し、本市の魅力をさらに高めてまいります。そして、多くの人に本市の魅力を感じていただくことで、「日本一幸せを実感できるまち大東市」を実現する施策展開に取り組んでまいりますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　本年も市民の皆様にとりまして、素晴らしい1年となりますことを祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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