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市民の皆様へ(令和3年4月26日)

3 すべての人に健康と福祉を
記事ID:0024872 更新日:2021年4月26日更新 印刷ページ表示

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、医療の最前線でご尽力されている医療従事者の皆様をはじめ、感染予防対策にご協力をいただいている市民の皆様、日常生活を支えてくださる仕事に従事しておられるすべての皆様に対しまして、深く感謝申し上げます。また、罹患された方には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

   皆様ご承知のとおり、感染が急速に拡大し、医療機関が危機的な状況であることを踏まえ、4月25日から 5月11日までの期間、東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に、3度目の緊急事態宣言が発出されました。

   本市においても4月に入って感染者が急増し、4月1日から昨日(4月25日)までに、約350人もの感染報告がありました。これまでとは異なる状況に、新型コロナウイルスの変異株という新たな脅威を感じています。変異した新型コロナウイルスは、従来株に比べて感染力が非常に強くなっています。変異株が重症化に関与するかについては、現時点の研究ではまだ明らかとなっていませんが、感染者数が増えれば重症者数も増えてしまいます。

   市民の皆様お一人おひとりの意識と行動が大変重要です。強い危機意識を持って、感染のきっかけとなる行動を避けていただく必要があります。

   改めて次の点について皆様のご協力をお願いします。

1、日中を含めた不要不急の外出・移動の自粛。特に、混雑している場所や時間を避けて行動することや、感染対策が徹底されていない飲食店等の利用を厳に控えること。

2、路上等における集団での飲酒、大人数・長時間の飲食を自粛するなど、感染リスクの高い行動を控えること。

3、他の地域への感染拡大を防止する観点から、不要不急の都道府県間の移動を控えること。

4、マスクの着用、手洗い・手指の消毒、人と人との距離の確保など、基本的な感染対策を再度徹底すること。

5、事業者の皆様には、在宅勤務(テレワーク)活用や大型連休中の休暇取得の促進等により出勤者数の削減に努めること。そして事業の継続に必要な場合を除き、20時以降の勤務を抑制するとともに、職場に出勤する場合でも時差出勤、自転車通勤等の人との接触を低減する取組を推進すること。

   本市におきましても、緊急事態宣言の期間中、一部の公共施設を臨時休館いたします。そして新型コロナウイルスワクチンについては、ワクチンの供給に応じて高齢者施設の入所者及び従事者の接種を進め、5月中旬以降に一般の高齢者の接種開始を予定しています。希望されるすべての方々への速やかな接種が進むよう、全力を尽くしてまいります。

   最後に、大型連休を迎える今、もう一度、強い危機意識を持っていただくとともに、ご自身、そしてご家族や大切な人を守るため、コロナに負けない行動、対策をよろしくお願い申し上げます。

 

令和3年4月26日

 大東市長 東坂 浩一