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ごあいさつ(令和3年6月)

13 気候変動に具体的な対策を
記事ID:0025921 更新日:2021年6月1日更新 印刷ページ表示

雨にも負けず、コロナにも負けず

 ~「No Rain, No Rainbow !」の精神で~

二重の虹 

 

 今年は、平年よりも21日も早い5月16日頃に梅雨入りしたと聞き、心配していた矢先に、5月20日から21日にかけて降り続いた大雨により、寝屋川の水位が危険水域まで上昇するなど、3年前に起きた大雨を思い出し、大変緊迫した一日を過ごしました。特に、土砂災害の恐れが夕方遅くまで続き、本市の東部地域(山側)にお住まいの方は、ご不安だったものと推察いたします。

 本市は3分の1が山間地となっており、土砂災害から身を守るためには、日頃からの備えが大切です。しかし、雨が降る中、避難するかどうかに迷われることもあるかと思います。そこで、先月より土砂災害特別警戒区域にお住まいの世帯に対し、順次戸別受信機を配布し、防災行政無線の避難情報等を確実に把握していただける対策を図っています。

 また、4月25日に3度目の発出となった緊急事態宣言は、先月末で解除とはならず、大雨による災害に加えて、新型コロナウイルス感染症対策とも併存していく必要があります。本市では、避難所生活を要することになった場合、三密を避けるために、避難所内にテントタイプのパーティションを張り、その中でお過ごしいただくという対策をはじめ、様々な想定の下、各種取組を進めておりますので、まずは第一に命を守る意識を持ち、適切な避難行動をとっていただきたいと思います。

 重苦しい話題となりましたが、災害もコロナ禍も必ず収まるときがきます。最近の新型コロナウイルス感染症の感染者数についても、皆様のご協力のお陰で、減少傾向であるとともに、ワクチン接種も進んでいます。

 やまない雨なんかない。「No Rain, No Rainbow !」(「雨が降らなければ、虹は出ない!」つまり「辛いことがあっても、きっとその後に良いことがある!」という意味のハワイのことわざ。)の想いを持って、一日も早く、日常を取り戻し、本市に大きな皆様の笑顔の虹が架かるように、職員と共に頑張ってまいります。