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今夏の振り返り
今夏は、57年ぶりに東京でオリンピック・パラリンピックが開催されました。今回のオリンピックでは、日本歴代最多のメダル獲得数となる、金メダル27個を含む合計58個のメダルを獲得し、パラリンピックでも歴代2番目となる、金メダル13個を含む合計51個のメダルを獲得するなど、日本中に明るいニュースを届けていただきました。今回の大会を通じて改めて、スポーツの素晴らしさや影響力を実感することができました。今回のオリンピック・パラリンピックをきっかけとして、子どもから大人まで様々なスポーツを観戦したり実際に挑戦したりして、少しでも興味を持っていただけたらと思います。
本市におきましては、夏から秋にかけて、だいとう市民まつりや運動会、お祭りやだんじりなど地域行事の多い時期でありますが、自粛やオンラインでの開催など、様々な対応により、例年どおりに実施することはできませんでしたが、新しい様式を取り入れる柔軟性を持つことができ、今後に活かすことができることも多く見つかりました。ピンチはチャンスにといった逆転の発想を持ちながら、さらなる発展を目指していきます。
また、今夏と言えば、記録的豪雨がありました。西日本を中心に線状降水帯が発生し、長期間雨が降り続いたことで、土砂災害や河川の氾濫が各地で発生し、死者も確認されるなど、甚大な被害をもたらしました。今年8月の雨量は、統計開始以来1位となり、異例の降水量となりました。今回、本市への被害は少なかったものの、自然災害はいつ起こるかは分からず、今後も必ず起こります。その時のために、市民の皆様お一人おひとりのお住まいが災害区域に該当しているかの確認をしていただき、備蓄品の補充、避難所の把握など、日頃から様々な事に対応できるよう備えていただきたいと思います。
そして、9月30日をもって緊急事態宣言が解除となりました。現在は新規感染者数も減少傾向にあり、状況は沈静化してきております。これはワクチンの効果や皆様の感染症対策実施に対するご協力のおかげです。今後においても油断はできませんが、長いトンネルも少し光が見えかけてきている状況です。私たちの日々の行動一つ一つで、半年後、一年後の未来が良くも悪くもなりえます。規制は徐々に緩和されていきますが、引き続き感染症対策は怠らず、日々の生活を楽しんでいきましょう。
最後となりますが、この時期の朝晩は特に日中との寒暖差が激しくなる季節です。どうかお体には十分に気を付けていただきますようお願い申し上げます。