ごあいさつ（令和4年6月）

梅雨の季節となりました

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　夏本番を前に湿度も気温も上がり、蒸し暑くなってまいりました。体がまだ暑さに慣れていない梅雨時は、真夏のようにたくさんの汗をかいて体温を下げることができないため、意外と熱中症になりやすいそうです。こまめに水分補給を行い、晴れた日は少し遠回りして帰る、湯船にゆっくりつかるなど、汗をかく機会を少しずつ増やし、元気に梅雨を乗り切っていただきたいと思います。

　さて、飯盛城跡が国史跡指定につながった本市と四條畷市の発掘調査の成果が評価され、第1回「日本城郭協会大賞」という大変輝かしい賞を頂戴し、６月に表彰状をいただくこととなりました。思いがけない受賞に喜びに堪えないところであり、今回の受賞を契機に、本市の魅力をより一層高められるよう歴史的資産を最大限に活かした様々な施策を進めていく決意を新たにしたところです。そしてこのたび発掘調査が進んだことによって、飯盛城の当時の壮大な城郭をデジタル技術を駆使して３DCGで蘇らせることができました。皆さんはもうVRアプリ『よみがえる飯盛城～「天下人」三好長慶 最後の居城』を体験されましたか。このアプリを飯盛城跡周辺の特定のスポットで起動させると、三好長慶公が居城としていた頃の様子がVRで３６０度見ることができ、飯盛城をよりイメージしやすく、親しみを持っていただけると思います。一汗をかくハイキングを兼ねて、ぜひ現地へ足を運んでいただき、現地だからこそわかる臨場感や迫力を、ぜひ味わってください。

　また、本市における新型コロナウイルス感染症の新規感染につきましては、大型連休後の急拡大はなく安堵しておりますが、依然として横ばいの状況が続いております。市民の皆様におかれましては、基本的な感染対策を引き続きお願いいたします。

　社会をできるだけ元に戻し、ウイルスと共存していくためには、お一人おひとりのちょっとした意識や、基本的な感染対策の継続が必要です。

　私も総会や行事に出席させていただく事が増え、コロナ禍前の日常が戻ってきております。今後も感染対策をしっかりと行い、皆様と直接お会いし、ご意見を伺いながら、新たな日常で生まれた新たなニーズを捉え、紫陽花の色のように臨機応変にお応えできるよう、各種施策に全力で取り組んでまいります。