ごあいさつ（令和4年10月）

夏から秋へ ～移ろう～

　日中はまだまだ暑い日もございますが、朝晩は過ごしやすくなってまいりました。日が落ちるのも随分と早くなり、夏から秋へと向かう季節の移ろいを感じます。

　2022年の夏を振り返りますと、6月下旬から記録的な暑さとなりました。熱中症警戒アラートが発表される日もあり、市民の皆様におかれましては、暑さ対策に様々な工夫を凝らし、今夏の暑さを乗り切られたことでしょう。また、新型コロナウイルス感染症の状況におきましても、全国的に7月から爆発的な感染の再拡大があり、大阪府におきましても、感染拡大状況を判断するための独自指標である「大阪モデル」において、7月27日に非常事態を示す赤色に移行しました。しかし現在、市民の皆様の積極的な感染予防対策へのご協力により、感染者数は減少傾向にあります。その結果、9月14日には赤色から黄色へと引き下げが行われました。

　さて、大東市の秋の行事に目を向けてみますと、お祭りやだんじり、運動会などがございます。感染拡大状況は減少傾向にあるものの、完全に収束した訳ではなく、まだまだ従来通りの実施が難しい場合が多くあると思います。しかし、数々の困難な状況にも、負けることなく前を向いて乗り越えてこられた皆様と共に、大東の秋を彩るこれらの行事のさらなる発展を、様々な角度から考えてまいりたいと思います。

　季節が夏から秋へと進んでいくのと同様に、コロナへの対策も一歩ずつ着実に進んでいます。皆様、ぜひ、秋の鮮やかな夕焼けや夜を照らす美しい月を見上げてみてください。コロナ禍で大変な中ですが、日々深まっていく秋の趣を感じることで、気持ちをリフレッシュしていただけることかと思います。

　最後となりますが、朝晩が過ごしやすくなるとともに、夏の疲れや体調の変化も感じやすくなってまいります。どうかお体には十分にお気を付けて頂き、皆様のご活躍をお祈り申し上げます。