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早いもので、間もなく立春を迎えようかという時期になりました。しかし、先月の終わりには、災害級とも評されるほどの寒波が訪れ、日本各地に大雪を降らせました。大東市でも、久しぶりに、雪化粧となりましたが、水道管が凍結したり、電車が動かなかったりで、大変な方も多かったと思います。2月になったとはいえ、まだまだ過去には大雪に見舞われたことがございます。今後、雪にもご注意いただきたいと思います。
さて、今回の雪で実際にあったことですが、JR学研都市線が朝から運休していました。公式のホームページではお昼を過ぎても、「運転見合わせ」となっていたのですが、SNS等では、「電車が動いている」という情報が流れてきました。そのSNSを見て、駅に向かい、無事電車に乗れた方もいらっしゃるそうです。このように昨今は、スマホが普及し、インターネットが個人の手の中で使えるのが当たり前になって、どんな情報でも、瞬時に知れ渡ります。しかし、情報量が多すぎて、本当に伝えたいことをどのように伝えるのかが問題です。また、情報技術の進歩が速すぎて、使う人を置き去りにしてしまうことも懸念されます。
本市ではDX化を推進していますが、誰にとっても使いやすく、分かりやすいものを目指しています。つまり、「市役所を今よりもっと使いやすくしよう」ということです。例えば、市の情報をLINEでお伝えすることやマイナンバーカード普及もDX化の一つです。一つの手続きをするのに、何枚も署名・捺印をするという煩わしさが、カードを出すだけで終了してしまう。そんなことが可能になる未来に向けた取り組みです。そのマイナンバーカードについて、マイナポイント第2弾の申請期限が、 「昨年12月末」から「本年2月末」に変更になっております。連日、沢山の方に市役所で長時間お待たせしてしまっていることを心苦しく思っておりますが、少しでも待ち時間を少なくできますよう、職員の配置を増やすなど対策を講じておりますので、ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
節分を過ぎれば、いよいよ春の到来となります。DX化をはじめ、大東市の魅力がより広く、そして誰でも手軽に知り、利用できるように、これからも穏やかな春のように、皆様の心に寄り添った市政に取り組んでまいります。