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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による樹木被害の防止について

15 陸の豊かさも守ろう
記事ID:0027618 更新日:2021年7月13日更新 印刷ページ表示

​特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」とは

 特定外来生物(※)「クビアカツヤカミキリ」とは、人体に害のない昆虫ですが、サクラ・モモ・ウメなどのバラ科の樹木に産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らしてしまいます。幼虫が寄生する樹木からは、うどん状のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が大量に排出され、樹幹や地面に堆積するという特徴があります。この幼虫による食害が進むと、樹木の枯死・落枝・倒木などの被害が発生するおそれがあります。 (「クビアカツヤカミキリ」の生態や被害対策などの詳細については、下記「資料」をご覧ください。)

※「特定外来生物」とは、生態系等に被害を及ぼし、または及ぼすおそれがあるものとして、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)によって指定された動物や植物などの外来生物です。特定外来生物は、外来生物法において、その飼養(飼育)・保管、運搬、輸入、販売、譲り渡し、屋外へ放つことが禁止されています。

 

「クビアカツヤカミキリ」の成虫が確認されました

 大阪府では、平成27年に初めて、南部地域で確認され、その生息域が拡大していた「クビアカツヤカミキリ」が、令和3年7月、本市(住宅地)においても初めて確認されました。大阪府と本市では、発見・駆除・ご連絡くださいました住宅の所有者様のご協力のもと、現地確認等の対応を行うとともに、近隣の公共施設の樹木(公園のサクラ等)の調査についても実施しました。「クビアカツヤカミキリ」の生息の痕跡等は確認されませんでしたが、既に市内の公園や住宅地等に、生息している可能性があります。

 

「クビアカツヤカミキリ」を発見したら

 「クビアカツヤカミキリ」を発見したら、その場で駆除(踏みつぶす等)してください。また、被害地域や状況を把握する必要がありますので、施設の管理者または環境課までご連絡ください。

 

クビアカツヤカミキリ成虫

クビアカツヤカミキリの成虫

うどん状のフラス

うどん状のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)

 

<資料>

(1)「クビアカツヤカミキリの被害からサクラ・モモ・ウメを守るために」(大阪府)<全4ページ> [PDFファイル/3.65MB]

(2)「クビアカツヤカミキリ被害対策の手引書」(地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所)<全22ページ> [PDFファイル/7.87MB]

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