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大東市教育委員会から保護者の皆様へ

記事ID:0023273 更新日:2023年6月30日更新 印刷ページ表示

大東市教育委員会から保護者の皆様へ

 日増しに空の青さが夏らしく輝きを増してきましたこの季節、保護者の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 私が民間経営者から大東市の教育長に就任した3年前の春は、全国の学校園が約3か月間に渡る休業を余儀なくされ、授業で先生が子どもたちに問いかけてきた「正解のない問いに対して最適解や納得解を出していこう」という言葉が、そのまま私たち大人側に求められました。その当時、私が議会でお話をしたのが、「教育の創造的復興」です。端的に言えば、大東市教育委員会は子どもたちの安全と安心を考えながらも、学びを止めない中で明るい未来をイメージしながら改革の種をまいていくという決意表明です。いくつかの政策においてはその改革の種が芽吹き、双葉となり、明るい未来に向かって真っすぐと成長しているように感じています。これらがしっかりと根付くように、教育長としても学校現場との連携を密にしながら進めているところです。

大東市の学校園においては、先生が一方的に授業をし、板書をノートに書き写すスタイルだけではなく、私たちが知らない世界で自立できる力を育成するために、子ども同士が学び合う授業づくりが行われるとともに、大東市の小中学校に通うすべての児童生徒にタブレット PC を貸与し、すべての学校の回線整備をおこなったことで ICT を活用した授業が増えてきています。さらに今年度は市内全小学校にも、子どもたち一人ひとりの苦手に対応した問題をAIが生成する「AIドリル」を導入します。家庭学習においても、宿題をクラウド上に提出する等、景色が変わってきているのではないでしょうか。今年度もその流れを加速させながら、個別最適な学びと協働的な学びの両輪で進めていきます。

 大東市の不登校支援においては『学びへのアクセス100%プラン』を掲げて多層的な支援を展開しています。国において発表された「不登校の子どもたちが過去最高数値に増加」という報道を耳にした方も少なくないかと思われます。そのような背景がある中、大東市では出席・欠席といったラベリングに終始するのではなく、子どもたちが学びにアクセスできているかに力点を置き、将来的な自立をめざした多層的な支援につなげています。学校が子どもたちにとって安全・安心で魅力的であることをベースとしつつも、教育支援センター『ボイス』や家庭教育支援チーム等による居場所や相談機能を拡充しています。

 市教育委員会といたしましては、子どもたちが朝起きて「今日は学校で何を学べるだろう」と毎日ワクワクできる学校をめざしていきたいと思っています。そのためには、学校園、保護者、地域、行政の連携は欠かせません。今後も保護者の皆様と力を合わせ、「あふれる笑顔 幸せのまち大東 の未来を拓く 人づくり」のために邁進してまいりますので、どうぞご支援ならびにご協力をよろしくお願いいたします。

令和5年6月30日

大東市教育委員会 教育長 水野 達朗

 

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