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鈴鹿五郎氏選定保存技術保持者 認定記念スポット展 『鈴鹿桐箱店の手しごと』

記事ID:0058777 更新日:2024年12月7日更新 印刷ページ表示

選定保存技術保持者 認定記念スポット展『 鈴鹿桐箱店の手しごと』

 令和6年10月9日に大東市御領の作業所「鈴鹿桐箱店」で桐箱の製作を行っている鈴鹿五郎さんが「美術工芸品保存桐箱製作」の「選定保存技術」保持者に追加認定されたことを記念してスポット展示を行います。
鈴鹿桐箱の手しごと展
 鈴鹿五郎さんは指物製作(さしものせいさく)を営む家に生まれ、お父様に師事して指物製作技術を体得されました。平成22 年から正倉院宝物の保存桐箱の製作、平成30 年からは国宝・重要文化財の工芸品分野の保存桐箱の製作に従事されています。
 今回、鈴鹿さんが選定技術保持者に追加認定されたのは、複雑な状をもつ工芸品の保存・活用に適した様々な形状の桐箱を製作する極めて正確で繊細な加工技術を持ち、文化財を保存する上で欠かすことができない存在であるためです。

開催期間

令和6年12月7日(土曜日)~令和7年3月30日(日曜日)

会場

大東市立歴史民俗資料館 常設展示室2内

〒574-0015 大阪府大東市野崎3-6-1
大東市立歴史とスポーツふれあいセンター内

開館時間:午前9時30分~午後7時30分
休館日:第1・第3火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:無料
Tel:072-876-7011
Fax:072-876-7702
HP:https://rekisupo.com

パンフレット

選定保存技術とは

 文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち、保存の措置を講ずる必要があるものを国が「選定保存技術」として選定し、その技術の保持者や技術の保存事業を行う団体を認定する制度です。
 この制度は文化財の修理技術やそれに用いられる材料、道具の製作技術といった文化財の保存に関する重要な技術を保護することを目的としており、技術の向上や技術者確保のための伝承者養成とともに技術の記録作成などを行おうとするものです。

美術工芸品保存桐箱製作(びじゅつこうげいひんきりばこせいさく)

選定保存技術
選定年月日:昭和55 年(1980)4月21 日

【選定理由】
 わが国では書画や工芸品の保存のため、伝統的に桐製の保存箱を多く用いている。これは桐箱が箱外の温湿度の変化に緩やかに適応していく性質があり、美術工芸品を安定した環境の中で保存管理する上で極めて有効であることによる。このため国宝・重要文化財等の美術工芸品修理の際に桐の保存箱や箪笥を製作し、これに収納することにより保存の万全を期すことが原則となっている。
 保存箱や箪笥の製作にあたっては十分に吟味された材料と正確かつ熟練した指物技術が要求されるが、現在、美術工芸品の修理技術者に協力し得る優れた技術保持者は極めて少なくなってきており、この技術を保護する必要がある。
             *文化庁 国指定 文化財等データベースより
             https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/304月7日

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