不用品回収の高額請求にご注意！！

記事ID：0042975 更新日：2023年1月13日更新印刷ページ表示

相談概要

　引っ越しの際に、家財道具数点を処分したかったので、インターネットで不用品回収の業者を探した。広告には「すべて込みの定額料金」「一人暮らしの場合3万円」とあったので依頼した。
　当日、見積書や契約書がないまま「料金は不用品を積んでみないと分からない」と運び出され、作業後20万円を請求された。高いと思ったが、部屋の引き渡し日が迫っていたので支払った。

アドバイス

　ネットの広告やチラシを見て、「定額料金で済むと思っていたが、高額な料金を請求された」といったトラブルが発生しています。定額料金以外に家電などの処分費用、繁忙期料金など事前に説明のない費用を追加するなどして請求してきます。
　不用品回収を依頼する際は、事前に複数の事業者から見積もりを取り、料金や具体的な作業内容を比較検討しましょう。また、荷物の量などによって追加料金が発生する場合がありますので、作業開始前に確認することが大切です。
　不用品の収集・運搬業は、市町村による「一般廃棄物処理業」の許可が必要です。環境課に問い合わせ、確認することもできます。また、クーリング・オフができる場合があります。
　不安に思ったら消費生活センターに相談をしてください。