本文
危機管理室では、市内の公立小中学校を中心に防災に関する学習としてお話しをすることや避難訓練終了後に感想をお話しする等、防災教育の一環として学校に出向き、生徒の皆さんの防災意識の向上に繋がるよう取り組んでいます。
実施内容については、各学校からのご相談に応じて調整していますので、まずはお気軽にご相談ください。
住道南小学校の放課後児童クラブでは、令和5年8月10日(木)にいつ起こるか分からない地震災害を想定した避難訓練を実施され、約70名の児童が参加されていました。
具体的な訓練内容としては、拡声器のブザー音を合図に地震発生時の身を守る行動、そして防災頭巾をしっかりと被ってから校庭に避難し、人員及びケガの確認を行っていました。訓練中は「おはしも※」を守り、落ち着いて行動をすることが出来ていました。
※お:おさない は:はしらない し:しゃべらない も:もどらない
危機管理室は、避難訓練終了後に地震発生時の行動や日頃からの備えについて約10分程度の話をしました。その後には児童からたくさんの質問をいただき、質問の中には「家に1人でいた時に地震が発生した時はどうすればいいですか、学校に避難してもいいですか」という質問もありました。その質問に対しては、「学校に避難してもいいですが、ご家族の方と事前に取り決めをしておいて下さいね」とお伝えしました。
ぜひご家族の中で災害時の行動や避難先(集合場所)等について話をし、家族間で共通認識を持っておきましょう。
四条北小学校では令和5年6月13日(火)にいつ起こるか分からない地震災害を想定した全校児童による避難訓練を実施されました。
具体的な訓練内容としては、マイク放送を合図に地震発生時の身を守る行動に始まり、校舎からの避難、校庭での人員の確認を行い、保護者への引き渡しを行っていました。
4月に入学した1年生も慌てることなく、「 お は し も ※ 」を守りながら、高学年の子どもたちとともに避難することができました。
※お:おさない は:はしらない し:しゃべらない も:もどらない
北条中学校では令和5年5月12日(金)の6時間目の時間を活用して、火災の発生を想定した避難訓練を実施されました。
避難訓練終了後、校長先生の講評が始まり、その後に危機管理室からお話しをさせていただきました。
危機管理室からは、東日本大震災時における中学生の役割(取組み)について話をしました。具体的には物資の移動や食膳のお手伝い、トイレ掃除等多くのことを中学生が取り組んでいたということをお伝えしました。
また、今後大東市においてそのような大震災が発生した際には北条中学校の生徒の皆さんに積極的なご協力をお願いしたいと伝えました。