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本日から令和4年度が始まりました。新年度の始まりは、職場や学校で新たな環境に身を置くことになる方が多いと思います。新しい環境のもと、期待と不安がありますが、まずはあるがままを受容し、柔軟性を持ってお過ごしいただきたいと思います。
さて、依然として新型コロナウイルス感染症の脅威が終息することのない中、先日、福島県で震度6強の大きな地震がありました。本市でも南海トラフ地震や生駒断層帯地震などの発生が懸念されています。こうした予測困難な事態に対して、私達もできる限りの分析と予測をし、柔軟性を持った対応をしていくことを施政方針で申し上げました。市役所の柔軟性を高めるために、新規採用職員にも期待しておりますし、また市民の皆様をはじめとする民間のお知恵や発想等を今年度も積極的に市政に取り入れてまいる所存です。皆様のニーズを、行政と民間が手を携えて形にしていく。公民連携を更に進めてまいります。
4月1日は大東市の誕生日であり、66歳になりました。66歳は人で言うなれば、定年退職した年になります。これもまた、新たな環境です。しかし、「人生100年時代」と言われる昨今において、66歳はまだまだ老け込んでしまう年齢ではありません。奇しくも、本市では、今年度から「66歳地域デビュー応援事業」を開始いたします。昭和・平成・令和という激動の時代を駆け抜けてこられたその経験や知識を、地域で生かしていただくために、そのお手伝いをするというものです。多くの皆様にご利用いただき、まちもご自身も活性化を図っていただきたいと思います。
まだまだ先行き不透明なこともございますが、本市に関わる皆様であれば、きっとそれを乗り越えて、今まで以上に大東市を発展させることができると確信しております。
令和4年度も、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」を皆様と共に推進してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。