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自宅を売っても住み続けられる「リースバック」は慎重に

記事ID:0056166 更新日:2024年8月23日更新 印刷ページ表示

相談概要

 住み続けた自宅を売っても、そのまま賃貸で住み続けられるリースバック契約を勧められ自宅を売り、賃貸契約に変更した。家賃は10万円弱だったが世帯収入が25万円以上あったため支払えていた。数か月後夫が亡くなり、私の年金収入だけになり、家賃が支払えなくなった。支払いを督促され、事情を話したが「支払えないなら、出て行ってもらう」と言われた。

アドバイス

 リースバック契約は、期間が決められる場合が多く、ずっと住み続けられる保証はありません。家賃が相場より高く設定されたり、契約更新時に家賃が値上げされることもあります。また、配偶者が死亡するなどの経済的事情により、家賃が支払えなくなることもあります。
 自宅の売却は、クーリング・オフができず、契約解除の際は違約金を請求されることもあります。メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。
 不動産取引は複雑で、仕組みなどを理解することは簡単ではありません。分からないことがあれば家族や専門家、不動産業者に相談しましょう。不安に思った場合は消費生活センターにご相談ください。