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賃貸住宅退去時の原状回復費用に注意

記事ID:0060915 更新日:2025年3月28日更新 印刷ページ表示

相談概要

 5年間住んだ賃貸アパートを退去後、貸主からハウスクリーニング費用やクロスの張替えなど計30万円の原状回復費用を請求された。傷をつけたり汚れをつけた覚えは無いので、高額な請求に納得できない。

アドバイス

 退去時に貸主から高額な費用が請求されたという相談が多く寄せられています。借主は賃貸住宅の明け渡しの際、借りた時の状態に戻す「原状回復」の義務が生じます。しかし、通常の使用による損耗や経年劣化による破損は貸主負担となり、借主の負担となるのは借主の故意や過失によって発生した損傷に限られます。
 トラブルを防ぐため次の点に注意しましょう。
1.契約前・入居前は契約書の内容をよく確認する。入居前の点検に立ち会い、キズ、汚れなど現況の写真を撮り記録に残す。
2.入居中は物件を汚したり傷つけないように注意する。トラブルが起きたらすぐに貸主に相談する。
3.退去時の点検に立ち会い、請求内容をよく確認し、納得できない点は貸主に説明を求める。
 不安に思った時や、トラブルが生じた場合は、消費生活センターにご相談ください。