【11月13日発表】食育動画を市内小学校の授業で活用を開始

大東市・カゴメ株式会社・大阪産業大学などが共同制作
食育動画を市内小学校の授業で活用を開始

11月4日と10日、大東市立泉小学校（大東市泉町1-3-1）の2年生を対象に、産学官連携による食育授業を実施しました。授業では、トマトに関する知識を学べる他、トマトを使用したラタトゥイユ、オムライス、ケチャップなどのメニューを調理する様子を動画で紹介します。
カゴメ株式会社が実施した「1月31日子どもの野菜に対する全国意識調査（注1）」の「野菜好きの子どもが多い都道府県別ランキング」によると大阪府は全国41位で、他府県と比較し野菜好きの子どもが少ないことが明らかになりました。そこで、トマトの美味しい食べ方を学んでもらい、好きになってもらうために食育動画を使った授業が企画されました。

本取組は、カゴメ株式会社が提供する「りりこわくわくプログラム」の元で実施しました。 「りりこわくわくプログラム」とは、カゴメ株式会社が無償で提供するトマトの苗を子ども達が育成し食育につなげる取組です。本市では、この取組をさらに発展させ、カゴメ株式会社、大阪産業大学、市内企業、地元農家が共同して育成したトマトを使用した食育授業を実施しました。当初は、収穫したトマトを用いて親子向けの料理教室を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となり、食育動画（注2）としてレシピを紹介することになりました。調理を担当したカゴメ株式会社大阪支社管理栄養士廣田氏は「この動画をきっかけに野菜を好きになってもらえたらと思います」と話していました。

（注1）出典：カゴメ調べ（Web/2019年1月11日～16日/N＝4,382）
（注2）食育動画の作成に賛同していただいた、大阪産業大学（藤岡芳郎研究室）、地元企業（株式会社アクティブ・スクウェア・大東、一般社団法人ビジネス共創協会）、地元農家（橋本ファミリーファーム）はボランティアで協力し、大東市とカゴメ株式会社とともに食育動画完成に至りました。今後、食育に活用して頂けるように公開する予定です。

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