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【6月29日発表】歴史文化遺産セミナー「未来につなぐ新田開発の遺産」

記事ID:0038464 更新日:2022年6月29日更新 印刷ページ表示

~ 大東市の発展の原点を知る深野池の新田開発セミナー(全6回)~
歴史文化遺産セミナー「未来につなぐ新田開発の遺産」

大東市は、令和4年7月から12月まで、毎月第1土曜日に、歴史文化遺産セミナー「未来につなぐ新田開発の遺産」を開催します。

今回のセミナーでは、市の文化財担当者や歴史学・民俗学・都市計画の専門家などが講師を務め、江戸時代中期に行われた深野池の新田開発の歴史や新田会所の役割、新田の水利や樋門などについて学びます。(下記参照

セミナーを通じて、大東市域の発展の基礎となった深野池の新田開発の歴史について多くの方に知っていただくとともに、平野屋新田会所跡をはじめとする新田の歴史遺産の保存と有効な活用方法についても参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います

大東市指定史跡・平野屋新田会所船着場跡
​大東市指定史跡・平野屋新田会所船着場跡

深野新田周辺川堤絵図

大東市指定文化財 深野新田周辺川堤絵図(平野屋新田会所旧蔵)

概要

 
主催 大東市、平野屋新田会所市民サポーター会議
期間 令和4年7月から12月毎月第1土曜日 14時~16時
場所 大東市立生涯学習センターアクロス(大東市末広町1-301)他
参加費 無料
定員 各先着30人(事前申込要)
申込

住所、氏名、電話番号を明記し、大東市産業・文化部生涯学習課にメールかファクスで[メール​​]gakusyu@city.daito.lg.jp​ [ファクス]072-870-9687

内容

 (1)7月2日(土曜日) 佐々木拓哉(大東市)「深野池新田開発関連文化財群の保存と活用」

 (2)8月6日(土曜日) 岡村喜史(大東市史編纂委員)「深野池の新田開発と平野屋新田会所」

 (3)9月3日(土曜日) 別所秀高(鴻池新田会所学芸員)「新開池の形成と鴻池新田の経営戦略」

 (4)10月1日(土曜日)市川秀之(滋賀県立大学教授)「新田の水利と樋門」

 (5)11月5日(土曜日)平野屋新田会所市民サポーター「新田の遺産をめぐる見学会」

 (6)12月3日(土曜日)松本裕(大阪産業大学准教授)「平野屋新田会所跡の歴史遺産としての保存と活用」

深野池の新田開発と平野屋新田会所跡

現在の大東市の市街地付近には、江戸時代まで「深野池」という池が広がっていました。宝永元年(1704)の大和川付け替え工事にともない干上がった深野池の跡地では、約323ヘクタール(甲子園球場約84個分)の土地が開発され、今日の大東市の発展の原点となりました。

平野屋新田会所は、深野池跡の新田のうち、享保6年(1721)に大坂の両替商・平野屋又右衛門が所有権を得た深野南新田(大東市平野屋・谷川・南新田)と河内屋南新田(東大阪市元町)の管理・運営のために設けられた施設で、年貢の集積や住民の管理、武家の接待等に使われました。

平野屋新田会所の建物は平成20年に失われましたが、平成22年に千石蔵(米蔵)・道具蔵の基礎と船着場の階段が残る跡地の一部476.07平方メートルを大東市が公有化し、平成31年1月に市史跡に指定されました。平野屋新田会所跡周辺には、現存する唯一の会所建物である「坐摩神社の本殿」や、新田開発にともなってつくられた水路や「樋門」なども残っています。

大東市は、平野屋新田会所跡を中心とする「深野池新田開発関連文化財群」の一体的な保存・活用方法について、学識経験者や市民の意見を聞きながら、検討を進めているところです。

かみなり樋門
​かみなり樋門

坐摩神社本殿
​坐摩神社本殿

歴史文化遺産セミナーチラシ [PDFファイル/1.21MB]

お問い合わせ先

産業・文化部 生涯学習課
[電話]072-870-9105[ファクス]072-870-9687

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