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【5月16日発表】学校で「AI通訳端末」活用広がる
大東市では、今年度よりAI通訳機(ポケトーク)を学校に貸し出す取り組みを始めています。
日本語指導を要する児童生徒の支援
本市の小・中学校では、外国にルーツを有する児童生徒が多く在籍しており、ネパール語や中国語、ベトナム語などそれぞれの言語に精通した日本語指導要員を各校に派遣し、日本語指導を必要とする児童生徒の支援を行っています。
海外から直接編入する児童生徒は、まずは自分の体調を伝えることや、最低限生活に必要な言語を優先して学びます。そして学校生活を通して、授業に出てくる単語や友だちとのコミュニケーションによって徐々に必要な表現を習得していくことになります。しかし、すべての児童生徒が友だちや教員に自分の気持ちを積極的に伝えられるわけではありません。
個別最適な学びにつなげるICTの利活用
大東市では、「確かな学力の向上と教育環境の充実」を重点分野に掲げ、個別最適な学びにつなげるICTの積極的な利活用に取り組んでいます。
そこで今年度より、AI通訳機(ポケトーク)12台を教育委員会で購入し、必要とする学校への貸し出しを行っています。
日本語指導要員と併せて活用し、日本語指導を要する子どもたちにとって、学校がより楽しく、明日も通いたい場所となるよう、今後も丁寧な支援を進めてまいります。
ポケトークとは
ポケトークは、互いに相手の言語を話せない人どうしの会話を可能にする通訳ツール。音声認識機能により、効果的な外国語の学習にも利用できる。
お問い合わせ
大東市教育委員会 学校教育政策部 指導・人権教育課 [電話]072-872-2181