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【南郷中学校】情報活用能力をはぐくむモデル校・公開授業研究会を実施しました
今年度、大東市立氷野小学校と大東市立南郷中学校は、大阪府のスクール・エンパワーメント推進事業「情報活用能力をはぐくむモデル校」の指定を受け、府域共通の課題に取り組み、その成果を府域全体に普及・発信するモデル校としての取組みを進めています。
スクール・エンパワーメント推進事業「情報活用能力をはぐくむモデル校」として・・・
府域共通の課題である『言語能力』と『情報活用能力』の育成、資質・能力の確実な育成にむけ、各教科等の特質に応じた指導の充実を図り、情報活用能力をはぐくむとともに、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図り、子どもたちの学力向上をめざします。
【令和7年10月10日(金曜日)実施】情報活用能力をはぐくむモデル校(大東市立南郷中学校)公開授業研究会
当日の実践報告動画はこちらから→https://youtu.be/yiqlxyFvE-8<外部リンク>
令和7年10月10日(金曜日)に大東市立南郷中学校にて開催された公開授業研究会では、市内・市外あわせて約140名の先生方にご参加いただきました。
南郷中学校では、『「主体性を育む授業づくり」~人生や社会へと生かせる主体的・対話的な学び~』をテーマに研究を進めており、今年度はこれまで取り組んできた「協働的な学び」を活かした情報活用能力の育成にむけて、学校全体で取組みを進めています。
当日の公開授業では、「課題の設定」「収集」「整理・分析」「まとめ・表現」「振り返り・改善」の授業スキルマグネットシートを黒板に掲示し、教職員だけではなく、生徒も意識できるように工夫されていました。また、1人1台端末だけでなく、図書資料やパンフレット等も活用しながら情報を収集したり、授業支援ツール等を活用して整理・分析したりと、子どもたちの情報活用能力の育成を意識した授業展開となっていました。
参加の先生より
- 1時間の授業の流れの中に、「インプット」→「情報の整理・分析」→「アウトプット」する時間が設けられていて、デジタル学習基盤により、協働的な学びが実現できるように工夫された授業だった。
- 授業参観シートが工夫されていたり、授業スキルマグネットシートなどで授業の掲示が揃っていたりと、学校としての取組みが一貫されているなと感じた。
- どの学年・どの授業にも「情報活用能力ステップシート」にある「学びのスキル」の観点が黒板に掲示されていた。全教職員で取り組むことで、生徒たちの学習に向かう姿勢が変わってくると実感した。
- 情報活用能力については、教員がしっかりと理解し、価値づけていくことで子どもたちにも意識が生まれてくると思った。
- 情報活用能力の育成は、単なるICTの使用にとどまらず、情報を取捨選択し、思考を深める力を育てることだと改めて理解した。







