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市民の皆様へ(令和3年6月1日)

3 すべての人に健康と福祉を
記事ID:0025961 更新日:2021年6月1日更新 印刷ページ表示

   新型コロナウイルスが日本でまん延してから、約1年6か月が経とうとしています。現在大阪府においては、未だ油断はできない状態が続いており、5月28日、緊急事態宣言が6月20日まで再度延長となることが決定されました。当初の宣言期間から1か月以上も延長となっており、市民の皆様も大変ご苦労されていることと思います。最近も、宣言中にも関わらず、路上での飲酒や、飲食店が多数の人で賑わっている様子などの報道を目にします。現状においてもなおこのような状態が見受けられるということは、コロナに対する慣れというのが一つ考えられます。「慣れ」というのは恐ろしいもので、危機感の鈍化や、現実味が希薄化することで感染対策を怠るなど、日々の行動に影響してきます。これは感染リスクを格段に上げてしまいますので、再度危機感を高めてくださいますよう、お願い申し上げます。

   最近の感染者数の状況は、5月のピーク時からみると大幅に減少しており、徐々に改善に向かって進んでいるかと思われます。しかし、重症病床の使用率や死亡者数は他の都道府県と比較しても未だ高い状況です。もし自分自身はもちろん、あなたの大切な家族や友人が感染した際、十分な治療を受けられないかもしれないということを念頭に置いて、日々の生活を送りましょう。

   そしてこれからはワクチン接種が大きな鍵となります。大東市でも一般の高齢者の方への接種が、5月19日より順次始まっています。ワクチンの接種を円滑に行い、貴重なワクチンを無駄にすることのないように、厳重かつ円滑に対応してまいります。

   市民の皆様におかれましても、この長い自粛生活に疲弊されてる方や、不安な方も多くいらっしゃると思いますが、一日も早く日常を取り戻せるよう、今一度、感染予防対策へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

  

令和3年6月1日

大東市長 東坂 浩一