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セアカゴケグモにご注意!!
<実際の写真> 上がメス、下がオスです。
市内でセアカゴケグモが発見されています。セアカゴケグモは強い毒を持っていますが、攻撃性も無くおとなしいクモです。
素手で触らない限り噛まれることはありません。
特徴:体長約1cm 全体に黒く背に赤い帯状の模様がある。
メスの方が大きく、オスは小さいのが特徴です。(オスには赤い斑紋はありません。)
卵のうは乳白色又は黄褐色で、形は球形です。
身近なところではこんな所に注意
- 排水溝の側面やふた(グレーチング等)の裏
- 花壇のまわりのブロックのくぼみや穴、プランターと壁との隙間、うつ伏せの空の植木鉢の中、倉庫下のブロック
- 芝生や植木あるいは水抜き管の内部
- 墓石の花立てと線香立ての間や巻き石などの隙間
- 自動販売機の裏、クーラー室外機の裏、浄化槽ブロアーカバーの内部などの人工的な熱源の周り
側溝を開けると・・・
プランターの裏に・・・
赤い円の内側にあるのは卵です。
駆除方法
- 素手では行わないこと。手袋や靴下を着用してください。
- クモに直接、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧するか踏みつぶして下さい。
- 卵のう(10mm程度。)は、踏みつぶして下さい。(殺虫剤は効果が薄いです。)
市では駆除は行っておりません。
セアカゴケグモを発見や駆除しても、市へ報告をしていただく必要はありません。
被害を防ぐには
家の周りの整理整頓と生息しそうな場所を定期的に掃除することで、このクモが発生しにくい環境をつくることが大切です。
また、生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣があれば、棒切れなどで取り除き巣を作らせないようにすれば、被害を避けることができます。屋外清掃や庭の手入れの際には必ず軍手などの手袋を着用し、靴下を履くなど素肌を露出して行なう作業は控えて下さい。
かまれた時の対処法
- 余分の毒を温水や石けん水で洗い落とします。多少出血があっても、包帯や止血帯はしないこと。
- 出来るだけ早く病院に行き、治療を受けることが大切です。(かまれたクモを殺して持参すると適切な治療につながります。)