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麻しん(はしか)にご注意!!

8 働きがいも経済成長も
記事ID:0003167 更新日:2020年11月25日更新 印刷ページ表示

大阪府内で麻しん(はしか)の報告数が急増しています。

昨年大阪市内の商業施設内での感染者が、相次いで報告されていました。大阪府だけでなく、三重県や関東においても感染者の報告が続いたため、注意喚起を継続して実施しています。

麻しん(はしか)とは

麻しん(はしか)は麻疹ウイルスによっておこる感染症で、人から人へ感染します。感染経路としては、空気感染のほか、飛沫や接触感染など様々な経路があります。

麻しん(はしか)は感染力が非常に強い感染症で、免疫のない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染すると言われています。(インフルエンザでは1~2人)

麻しん(はしか)の主症状

麻疹ウイルスに感染して10~12日後より、発熱や咳といった風邪に似た症状で発症します。さらに、倦怠感(小児では不機嫌)、上気道炎症状と結膜炎症状(結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど)が現れて、次第に強くなります。38度前後の発熱が2~4日間続いて一旦解熱したのち、高熱とともに発疹が出現します。発疹は、最初は顔周囲から始まって徐々に全身へ広がり、発疹が全身に広がるまで、40度近い発熱が3~4日間続きます。

合併症がなければ、7~10日ほどで回復しますが、小さいお子様や抵抗力の弱い方では、肺炎や脳炎などの重篤な合併症を起こすことがあります。

麻しん(はしか)かな?と思ったら

麻しん(はしか)が疑われる症状(発熱、咳、発疹など)が出現したら、学校や仕事は休み、早めに医療機関を受診してください。

その際、直接医療機関へ行くのではなく、必ず事前にお電話で問い合わせをし、麻しん(はしか)が疑われることをお伝えください。

過去に予防接種を受けたことのある方は、典型的な症状が出現しないことがあるので、かかりつけ医等にご相談ください。