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平成28年度バランスシート探検隊事業

記事ID:0001809 更新日:2020年11月25日更新 印刷ページ表示

バランスシート探検隊事業とは

 「バランスシート探検隊事業」は、市が作成・公表している財務書類を活用し、多くの市民に市の財務状況について理解を深めてもらおうとする取組みです。
 この事業は、千葉県習志野市が千葉大学との協働で、平成23(2011)年度に初めて実施し、その後、愛媛県砥部町や鹿児島県和泊町など、全国各地に広がりをみせています。

※バランスシート(貸借対照表)とは、市が作成・公表している財務書類の一つで、決算日(年度末)時点で市の資産、負債および純資産がどれだけあるかを一覧にした報告書です。

大阪産業大学およびJAGAと協定を締結

 大東市では、大阪産業大学およびJAGA(公会計改革ネットワーク)との協働で、「大東市バランスシート探検隊事業」を実施するため、平成28(2016)年10月20日に、大阪産業大学およびJAGAと、それぞれ協定を締結しました。

 この協定に基づき、大阪産業大学の学生や本市職員などで、大東市バランスシート探検隊を結成し、市の資産である様々な施設を実際に見学・調査したうえで、本市の将来に向けた課題について検討することとなりました。その成果はバランスシート探検隊報告書としてまとめ、市民の皆さまに市の財務状況を理解していただくために活用することとしています。

協定書締結式

大東市バランスシート探検隊事業に関する協定書(PDF:165.7KB)

バランスシート探検隊の活動(1)

 平成28年10月24日午前に、市民会館キラリエホールで、新公会計の専門家による講演などが実施され、バランスシート探検隊のメンバーは、施設見学に先立って、自治体の資産や新公会計先進市の取組みなどについて勉強しました。

 この講演の内容は、新公会計を推進するにあたり、市職員にとっても必要となる知識であるため、職員研修もかねて実施しました。

大塚教授の講演

講演 「自治体の資産とは」

〈講師〉

 大塚 成男 千葉大学大学院人文社会科学研究科教授・JAGA理事

〈要旨〉

  • 自治体が建設・保有している資産には道路などのインフラ資産から学校などの公共施設まで様々なものがある。そのうちの多くは売却することができない。資産を維持・管理するためには、多額の経費や人的資源の配置を必要とし、更新の負担もある。自治体にとって資産は負担。
  • そのため、資産にかかるコストを把握することで、資産に関して行われている行政活動の全体的な規模をとらえることが必要となる。
    「コスト」は地域住民に行政サービスを提供し、地域社会の福祉を増進するための経済的資源の費消。「ロス」は行政サービスの提供や福祉の増進に結びつかなかった経済的資源の滅失。自治体の担当者には、コストが必要であることの説明責任があり、説明できないものは、ロスとして排除する必要がある。
  • 資産の役立ちを具体的な数字で表すことは難しい。そのため、資産(施設)を実地に見ていくことで、「どれほど役に立っているのか」を市民が判断できるようにすることが必要。それがバランスシート探検隊の任務。

宮澤会計管理者の講演

講演「習志野市の取り組みについて」

〈講師〉

 宮澤 正泰 習志野市会計管理者・JAGA理事

〈要旨〉

  • 習志野市の今後について市民と一緒に考えていくためには、財務書類の理解が欠かせないが、財務書類は専門用語が多く、分かりにくい。そこで、バランスシートを「高校生にもわかる視点」で読み解き、多くの市民に市の財務状況を理解してもらうことを目的に、平成23年度、全国に先駆け、「バランスシート探検隊」事業を実施した。
  • また、習志野市の独自の施策として、各施設に「施設マイナンバー」を付与し、財務会計システム上に各施設の支出データを蓄積する取組みを始めた。これにより、施設ごとの詳細な支出額の把握が可能となった。このデータを基に施設ごとの正確なコスト情報を算出し、公共施設のマネジメントに活用していくことが可能となる。

付せん紙仕訳

演習「付せん紙仕訳」

 付せんを使って、複式簿記による仕訳から財務書類の作成までを体験するもの。

 参加者は、実際に手を動かして仕訳の演習を行いました。

バランスシート探検隊の活動(2)

 平成28年10月24日午後、実際に施設の見学を行いました。

 見学した施設は、「五軒堀川排水機場(ポンプ場)」、「深野北小学校跡地」および「鴻池水みらいセンター」の3ヵ所です。それぞれの施設で担当者から説明を受けながら、施設の状況を見てきました。

五軒堀川ポンプ場1
五軒堀川ポンプ場2

施設名:五軒堀川排水機場(ポンプ場)

所在地:大東市深野北5丁目

概要:本市が保有する最大の排水機場であり、昭和56(1981)年度に大阪府が設置し、大東市に無償譲渡された。
 大東市の大部分は、寝屋川の水位が上昇すると、河川への自然排水ができない「内水域」であり、河川の水位が上がった時は、降った雨を河川へ強制的に排水しなければ浸水被害が発生することになる。本施設は、浸水被害の軽減を図り、市民の生命と財産を守るために整備された。

旧深野北小学校1
旧深野北小学校2

施設名:深野北小学校跡地

所在地:大東市深野3丁目28番3号

概要:統廃合により平成25(2013)年3月に閉校となった小学校跡地。現在、大東市公民連携基本計画に位置付けられたプロジェクトとして、跡地の利活用に取り組んでいる。

鴻池水みらいセンターの画像1
鴻池水みらいセンターの画像2

施設名:鴻池水みらいセンター

所在地:東大阪市北鴻池町1番8号

概要:大阪府が事業を実施している流域下水道の施設の一つで、寝屋川流域北部の鴻池処理区の下水処理場。流域下水道は、複数の市町村からの下水を受け入れるための幹線およびポンプ場とこれを処理するための処理場からなり、都道府県が事業を行う。
 大東市は寝屋川流域の関連都市であり、大阪府に対して、流域下水道の建設費・維持管理費の負担金を支払っている。

施設見学後の意見交換

 施設見学後は、市役所で意見交換や今後の活動について話し合いました。

 今回の見学・調査を踏まえ、大東市の将来に向けた課題の検討を進めていきます。その結果はバランスシート探検隊報告書としてまとめ、ホームページで公開する予定です。

バランスシート探検隊の活動(3)

 平成29年2月7日、探検隊のメンバーが集まり、施設ごとのバランスシートや行政コストなどについて勉強し、それが施設の役立ちに見合うものなのかなど、議論を深めました。
 その後、3施設ごとにグループに分かれて、意見交換や報告書の作成に向けた打合せを行いました。

バランスシート探検隊の活動の画像1
バランスシート探検隊の活動の画像2
バランスシート探検隊の活動の画像3
バランスシート探検隊の活動の画像4

バランスシート探検隊報告書(『わかりやすい大東市の財務』)

 バランスシート探検隊の研究報告と、「統一的な基準」により作成した財務書類およびその分析をまとめた『わかりやすい大東市の財務』を作成しました。

 また、付属書類として、講演内容の要旨や施設ごとのセグメント分析をまとめた『ふりかえりノート』も掲載しています。

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