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個別最適な学びにつなげるICTの利活用を推進しています
学校で「AI通訳端末」を導入
大東市では、「子育てするなら、大都市よりも大東市。」のブランドメッセージを掲げ、重点施策として「確かな学力の向上と教育環境の充実」を掲げています。その一環として、個別最適な学びにつなげるICTの積極的な利活用に取り組んでいます。
日本語指導を要する児童生徒への支援
大東市の小・中学校では、外国にルーツを有する児童生徒が多く在籍しており、ネパール語や中国語、ベトナム語などそれぞれの言語に精通した日本語指導要員を各校に派遣し、日本語指導を必要とする児童生徒の支援を行っています。
海外から直接編入する児童生徒は、まずは自分の体調を伝えることや、最低限生活に必要な言語を優先して学びます。そして学校生活を通して、授業に出てくる単語や友だちとのコミュニケーションによって徐々に必要な表現を習得していくことになります。
しかし、すべての児童生徒が友だちや教員に自分の気持ちを積極的に伝えられるわけではありません。
そこで今年度より、AI通訳機(ポケトーク)を導入し、必要とする学校への貸し出しを行っています。
日本語指導要員と併せて活用することで、日本語指導を要する子どもたちにとって、学校がより楽しく、明日も通いたい場所となるよう、丁寧な支援に努めていきます。
ポケトークとは
ポケトークは、互いに相手の言語を話せない人どうしの会話を可能にする通訳ツールで、音声認識機能により、効果的な外国語の学習にも利用できます。