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公立小・中学校の水泳授業等民間プール活用
大東市教育委員会では、子どもたちの泳力の向上、ならびに水難事故をなくすための知識の習得を目的として、令和7年度から水泳授業等の民間施設活用モデル事業をスタートさせました。
今年度はモデル事業として、市内・市外の4つの施設を活用して、8校が取り組みます。5月から11月まで水泳授業を実施する予定 で、バスの移動や民間スタッフと連携した指導・評価の在り方について課題と成果をまとめ、次年度以降も持続可能な水泳授業を学校が実施できるよう、検討を重ねてまいります。
民間プール活用の経緯
近年、学校にある屋外プールでの水泳授業については、施設の老朽化や熱中症が心配される記録的な暑さが続くことなどから、その在り方の見直しが全国的に図られています。
大東市では「確かな学力の向上と教育環境の充実」を施策の重点分野に掲げており、施設の老朽化や気候などに影響を受けず、子どもたちが継続的かつ安全に水泳授業を受けらるよう検討し、今年度はモデル事業として、一部の学校で実施するものです。
温水プールを活用した水泳授業
5月27日(火曜日)には、大東市立三箇小学校の児童がコナミ新石切店の9レーンある温水プールを活用して、水泳授業を行いました。
今年度初回の実施となった三箇小学校の高氏校長は、「昨年度は、雨や雷などの影響で水泳授業の予定を変更することも複数回ありました。子どもたちは、天候に左右されない施設で、安全を十分に確保された状態の中、泳力別の小グループで指導を受けることができて、うれしそうでした」と次回以降の授業にも期待を寄せていました。
子どもたちからも「あったかくて、コーチも優しく教えてくれたので、たくさん泳ぐことができた」と肯定的な声が上がっていました。
三箇小学校 高氏校長