本文
「だいとうプラスチックごみゼロ宣言」を行いました。
近年、マイクロプラスチックによる海洋汚染や生態系への影響が地球規模の問題となってきています。
大東市では、この問題に取り組むために「だいとうプラスチックごみゼロ宣言」を行い、市民・事業者・行政が連携してプラスチックごみゼロを実現するための取組を行います。
マイクロプラスチックとは
ポイ捨てされたペットボトルやビニール袋といったプラスチックごみは、河川を通じて海へと運ばれ、紫外線や波の働きなどによって、マイクロプラスチックと呼ばれる微細な破片となります。マイクロプラスチックには、このように大きなゴミが破砕されることによりできたものの他にも、洗顔料や歯磨き粉に使用されているマイクロビーズというものなどがあります。
これらのマイクロプラスチックは、微細なために回収が困難であり、プラスチックなので分解しにくいため、海ゴミとして長期間残り続けることとなります。また、海洋生物が食べてしまうことの危険性も指摘されています。近年では、マイクロプラスチックによるこれらの海洋汚染や生態系への影響が、地球規模の問題とされています。
だいとうプラスチックごみゼロ宣言
マイクロプラスチックによる海洋や生態系への問題に地球規模で取り組むため、2019年に開催されたG20サミットにおいて、2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染をゼロにすることを目標とする「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されました。また、大阪府と大阪市では、これらの問題に取り組むため「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を共同で行いました。
大東市もこの宣言に賛同し、市民・事業者・行政が連携して「プラスチックごみゼロ」を実現するために、令和元年6月11日に「だいとうプラスチックごみゼロ宣言」を行い、海洋プラスチックごみ問題への理解をひろめ、マイバッグ促進といった、プラスチックごみゼロへ向けた取組を進めていきます。