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がんが原因で亡くなる人を1人でも減らすために

記事ID:0057372 更新日:2024年10月29日更新 印刷ページ表示

2人に1人が がんにかかり、4人に1人が がんで亡くなる時代です。

大東市では多くの市民のみなさまにがん検診を受診していただき、がんの早期発見・早期治療につながるように、様々な取り組みを実施しています。

大東市の取り組み

1.経済的な負担をなくしました

大東市のがん検診は無料です

大東市が実施している5つのがん検診、子宮頸がん検診・乳がん検診・大腸がん検診・肺がん検診・胃がん検診(内視鏡・バリウム)は全て無料なりました。

各がん検診の費用は、子宮頸がん検診7,000円・乳がん検診6,000円・大腸がん検診2,000円・肺がん検診4,500円・胃がん検診14,000~17,000円程度かかりますが、大東市が全額費用負担をすることで、全て無料になっています。

各がん検診の対象等はこちら

がん検診の実施医療機関はこちら

※検診を受けた結果精密検査が必要となった場合、保険診療となるため、それぞれの負担割合に応じて自己負担が発生します(がんの発見には精密検査が必要です)。

2.国が推奨する科学的根拠が確立したがん検診を実施しています

​安かろう、悪かろうの検診ではありません!がん死亡を減らす効果があると研究結果で公表されている、科学的根拠が確立したがん検診​を実施しています

  • 大東市が実施している肺がん検診は、最大3人の医師(うち2人が専門医)が検診画像を読影しています。
  • 大東市が実施している乳がん検診は、撮影・読影・施設画像評価ともに、日本乳がん検診精度管理中央機構による高い水準の認定を受けた医療機関で実施しています。
  • 大東市が実施している胃がん検診(内視鏡)は、2名の医師(うち少なくとも1人は認定医もしくは専門医)が検診画像を読影しています。

国の指針で定められたがん検診はこちら<外部リンク>

がん検診実施医療機関の精度管理をしています

有効性が確立したがん検診が正しく実施されているかを確認すること、がん検診の質(精度)を管理することを「がん検診の精度管理」といいます。

大東市では実施医療機関すべてに対しがん検診の精度管理を行い、質の高い水準のがん検診となる様務めています。

3.「やりっぱなし」のがん検診ではありません

がん検診の結果、「要精密検査(がんが疑われ、精密検査が必要)」となった人で精密検査を受診していない人には、がん検診を受けていただいた医療機関と連携し、必ず専門職(看護師・保健師)が受診勧奨をしています。

4.がん検診の周知に力を入れています

様々ながん検診のご案内を送付しています

案内

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大東市公式LINEはこちら

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「検診」と「診療」の違いについて

「検診」は自覚症状のない健康な方が対象

「がん検診」は、自覚症状のない健康な人に実施するもので、「がんの疑いがあり、精密検査を行う必要がある人」をスクリーニング(ふるい分け)しています。そして、精密検査を行うべき方々に受診勧奨をし、自覚症状が出る前の早期のがんを発見・治療することでがんで亡くなることを防いでいます。

早期発見の鍵は定期的にがん検診を受けること

一度の検診で「異常なし」であっても、その後にがんができる可能性があります。

早期がんのうちに発見できる期間は、たった1~2年です。早期発見するために、定期的に受けることが大切です。

がんのイラスト

「診療」は自覚症状のあるが対象

「診療」は、自覚症状がある人が対象になるため、診断目的で最初から複数の精密検査を実施することがほとんどです。そのため、「検診」と「診療」では実施する検査が違います。

自覚症状があるにもかかわらずがん検診を受診した場合、精密検査の実施や治療までに時間を要し、病気が悪化したりがんが進行する場合もあります。

自覚症状がある人は、必ずがん検診ではなく、「診療」として医療機関を受診してください。

すべてのがん検診には、メリット(利益)とデメリット(不利益)があります

メリット(利益)

  • がんが原因で、亡くなることを防ぐことができます。
  • がんになる前の病変も見つけて治療することにより、がんになることを防ぐことができます。
  • がんを早期発見・早期治療できれば、身体の負担や治療費などの経済的負担が軽く済みます。

デメリット(不利益)

  • 偽陽性(誤って、がん疑いと判定)や偽陰性(誤って、がん疑いなしと判定)の場合があります。
  • 命に別条のないがん(成長スピードが極めて遅い、治療の必要がない)を発見し、本当に治療しなくてもよいかを正確に識別することは難しいため、治療が行われ、本来不要な治療で身体的・心理的・経済的負担がかかる場合があります。
  • 検診や精密検査に伴う偶発症(内視鏡による出血や穿孔、バリウムの誤嚥や腸閉塞、放射線被ばくなど)を発症する場合があります。

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