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部活動の地域移行に取り組んでいます
部活動の地域移行の取り組み
~ 持続可能な部活動のあり方 ~
大東市では、「子育てするなら、大都市よりも大東市。」のブランドメッセージを掲げ、重点施策として「教育環境の充実」を掲げています。その一環として、部活動の地域移行に取り組んでいます。
部活動の課題
現在、少子化が続く中での部活動の継続や、活動経験のない教員による指導や休日も含めた指導などの教員にかかる負担が大きな課題となっています。
そこで、部活動を地域に移行することにより、地域で持続可能な環境を整備し、子どもたちの体験機会を確保する取り組みが国においても推進されています。
大東市においてもこの取り組みを推進することにより、子どもたちが安心して部活動を行い、学校教育の質を向上させるよう教育環境の整備に取り組んでいます。
部活の概要
大東市では、部活動の地域移行に早期に取り組むべく、モデル事業として、市内公立中学校の運動部として「剣道部」、文化部として「メディア部」を発足し、今年度より休日の活動を開始しています。
剣道部
東と西で2チームが発足し、北条中・四条中・谷川中・深野中の生徒は東に、南郷中・住道中・諸福中・大東中の生徒は西に、それぞれ加入を希望した生徒が所属します。
活動場所は、東は深野中学校、西は南郷中学校を拠点としながら週に1回程度活動し、そのうち月に1回程度地域の高校等との合同練習などでの交流を考えています。
指導者は、部活動指導員やボランティアで市内中学校での剣道の指導に携わっていただいている人などが登録しています。
練習時間などの詳細
- 時間 毎週土曜日 午前各日原則3時間以内(大会等は対象外)
- 場所 大東剣東:大東市立深野中学校、大東剣西:大東市立南郷中学校
- 内容 地域の高校や大学、東と西での合同練習を予定
- 指導者 元警察署員(中学校剣道部指導員)や剣道教室指導者、全日本剣道連盟公認指導員、インターハイ出場経験者など
写真:剣道部の練習風景と大会、メディア部の活動風景
メディア部
動画や番組の制作・発信を主な活動として、月に2回程度、場所はいいもりプラザの部屋を確保しています。指導者は、市内小学校でICT関連の指導員として勤務している人や、アニメーション関係の専門学校にて声優について専門的に学ばれた人などが登録しています。
練習時間などの詳細
- 時間 隔週日曜日 各日原則3時間以内
- 場所 大東市立北条コミュニティセンター(いいもりプラザ)
- 内容 大東市の広報や動画フェスタへの投稿、ドラマや番組作り、アニメのアフレコ等地域の大学や高校とのコラボ企画
- 指導者 京都コンピュータ学院卒業者・大阪アニメーションカレッジ専門学校卒業者など