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教育委員会だより「えがお大東っ子」第69号

記事ID:0052172 更新日:2024年3月8日更新 印刷ページ表示

チャレンジ! 名人会!!

 今年度、諸福幼稚園は、「『いっぱいはなそう・じっくりあそぼう』~自分の意見を安心して伝えたり、友だちの意見を聞いたりして対話をしながら友だちと遊ぶ力を育てる~」をテーマに取組みを進めています。

 令和6年1月22日(月曜日)、諸福幼稚園にて「名人会」がありました。「名人会」とは、5歳児の子どもたち一人ひとりが自分の好きなことやチャレンジしたいことを、4歳児の子どもたちへ「○○名人」としてその技や練習したことを発表する会です。

 「こま回し名人」や「なわとび名人」など、それぞれの名人さんが緊張しながらも堂々と発表し、発表を終えた名人さんは、たくさんの拍手を受けながら、力を出しきった喜びや達成感に満ちていました。残念ながら、名人会当日はお休みだった名人さんも後日、発表して練習の成果を見せることができたそうです。

 名人会の終わりに、4歳児の子どもたちが「ラキュー名人さんの作った飛行機がすごかった」「お絵描き名人さんの電車に乗っている絵がよかった」など、感想を伝えていました。5歳児の子どもたちがチャレンジする姿を見て、「自分もあんなふうになりたいな」と、きっとあこがれの存在になったのではないでしょうか。

名人会のようす1 名人会のようす2 名人会のようす3

学力向上ゼミでつながる未来への一歩 ~ゼミっ子丸山姉妹が語る、学びと友情の先輩談~

 大東市教育委員会では市内小学校4年生から中学3年生を対象に「学力向上ゼミ」を実施しています。

 全国学習塾協会より派遣された塾講師により、小学生は算数、中学生は数学英語を指導していただいています。令和5年度は、小学生約160名、中学生約90名が、土曜日に市民会館・灰塚小学校・野崎青少年教育センター・北条青少年教育センターを会場に、基礎学力の定着をめざして学習に励んでいます。​

教えて先輩!! 「学力向上ゼミ」についてインタビュー!!

 今年度は、大東市の学力向上ゼミの先輩が塾講師となり、後輩の指導に携わってくれています。そこで、先輩のお二人にインタビューをして、学力向上ゼミの「魅力」について伺ってみました。​

学力向上ゼミ講師の写真

写真左:丸山 藍さん(同志社女子大学 在学) 写真右:丸山 海音さん(京都大学大学院 在学)

Q1 学力向上ゼミを始めたきっかけは?

  • 土曜日に塾に通いたいと思っていて、受講料が手ごろな価格だったことです。(藍さん)
  • きょうだいが通っていたこともあり、受講している姿を見て、身近に感じたためです。(海音さん)

Q2 学力向上ゼミを受講してよかった点は?

  • 学校で、あまりしゃべったこともない子と仲良くなることができて、私にとっては、よかった経験でした。(藍さん)
  • 中3で受験対策をしていただき、入試前はマンツーマンでサポートを受けました。アットホームな雰囲気で、先生方が総出でサポートしてくださったのが良かったです。(海音さん)

Q3 学力向上ゼミの学習を普段の学校の授業にどのようにいかしていましたか?

  • 私は、予習中心でゼミが進んでいたので、テキストを見返していました。先生方も学校での進捗を把握してくださり、「教え直し」をしてくれました。(藍さん)
  • 中3での受験対策から入試前のマンツーマンサポートまで、アットホームな雰囲気でサポートしていただきました。(海音さん)

Q4 指導する立場になって気づいたことは?

  • 先生方のわかりやすい指導に感銘を受けました。(藍さん)
  • 学生時代は勉強があまり好きではなかったけれど、先生が丁寧に分かりやすく教えてくれていたことを実感しました。指導することで、新しい視点が得られています。(海音さん)

Q5 学力向上ゼミの魅力をどうぞ!

  • ゼミの魅力はアットホームな雰囲気で、週1回の受講が手軽です。先生と子どもの距離が近いのもポイントで、学びながら友だちとのつながりも広げられるのが良いですね。ゼミに通っていて良かったし、塾講師として戻ってきて良かったです。(藍さん)
  • ゼミには、学校でも塾でもない、「第2の学校」という雰囲気があり、アットホームな環境で学びのモチベーションを高めてくれるのが魅力です。学習意欲を大切にして、自分のペースで学べる点がクラブ活動との両立につながります。ぜひ、みなさんもゼミで一緒に学びましょう!(海音さん)

中学生「集団個別コース」の写真 中学生「通常コース」の写真 学力向上ゼミのようす

写真左から、中学生「集団個別コース」、中学生「通常コース」、学力向上ゼミのようす

※お申し込み等の詳細は、4月に学校より配付される手紙をご覧ください。 

「食育」の生きた教材としての「給食」

 大東市は給食を通して、健康な生活を送るために特に重要な食生活について学ぶ「食育」を大切にしています。​

給食を通した「食育」のねらい

健康的な食生活

  • 健康の増進
  • 身体の成長
  • 食に関する知識の習得  など

​会食の経験

  • 心の触れ合い
  • 感謝の心を知る
  • 食事のマナーを学ぶ  など

食育例その1 『地産地消』

 地元で育てられた農産物を、地元で食べようとする取組みのことを「地産地消」と言います。大東市の学校給食では、子どもたちに食べ物についての関心を深めてもらうために、地域のお米や野菜を取り入れています。​

フレッシュトマトのミネストローネ紹介

食育例その2 『レシピ募集 ~作る側の視点から学ぶ~』

​ 学校給食への理解・関心を深め、生徒自らが学校給食を主体的に捉える機会とするとともに、生徒の発想・嗜好を取り入れた献立を提供し、給食のさらなる質の向上と生徒への食育を図ることを目的として、市内の中学生を対象に「みんなのイチオシレシピ」を募集しました。

 計261点の応募の中から、市教育委員会の栄養士、栄養教諭、給食調理員の試作等を経て、16点のレシピが採用となりました。

教育長賞受賞「唐揚げゆず胡椒」写真

※教育長賞受賞「唐揚げゆず胡椒」

 大東市では、子どもたちの食育課題の改善に向けて、学校給食の提供だけでなく、各校の給食指導担当者を中心として、食育推進に向けた授業づくりにも力を入れており、朝食の欠食や給食の残菜、偏食など、さまざまな食育課題に対し、子どもたちの実態に応じた授業実践が各校で行われています。

 子どもたちが授業で得た学びを活かしていけるよう、毎日の給食で指導したり、給食だより等で各家庭へ発信したりしています。食育については、学校と家庭が連携しながら、継続的に指導していくことが大切です。

学校現場で進む!! 教科の中で取り組む「食育」

 大東市では、食育に関するさまざまな取組みを実施しています。

 学校における食育の中心となるのが、市立小・中学校に配置されている栄養教諭と各校1名の担当教員で構成する「給食指導担当者会」です。

 今年度、「給食指導担当者会」では、「教科の中で取り組む食育」を研究テーマに、教科の授業の中でどのように食育に取り組んでいくかについて議論し、各校において授業を実践しました。担当者からは多様な授業アイデアが生み出され、生活科や家庭科のみならず、国語科や理科、外国語科などでの授業実践や総合的な学習の時間を活用し、教科横断的に食育に取り組んだ学校もありました。

 また、授業実践の際には栄養教諭が他校の授業を参観するなど、市内全体での食育の推進のために栄養教諭が果たす役割が非常に大きくなっています。

給食指導担当者会の写真 食育の授業風景

 令和5年12月には、灰塚小学校において提案授業が行われ、その後の研究協議においても、効果的な食育の授業について活発な議論が行われました。大東市では、今後も学校と家庭・地域が協力し、子どもたちの食育の充実に向け、さらに取組みを推進していきます。

大東市教育委員会公式YouTubeチャンネル『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる』

 『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる』では、大東市の教育に関するさまざまな情報を発信しています!ぜひご覧ください!​

大東市教育委員会【公式】ちゃんねる<外部リンク>はこちら

子育て世代向けInstagram(インスタグラム)開設しました!!

 大東市の子育て支援・大東市の教育について情報を発信するため、この度、「大東市・子育て世代向けInstagram(インスタグラム)」を開設しました!!

 

「えがお大東っ子」第69号 [PDFファイル/1.57MB]

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