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今年度、諸福幼稚園は、「『いっぱいはなそう・じっくりあそぼう』~自分の意見を安心して伝えたり、友だちの意見を聞いたりして対話をしながら友だちと遊ぶ力を育てる~」をテーマに取組みを進めています。
令和6年1月22日(月曜日)、諸福幼稚園にて「名人会」がありました。「名人会」とは、5歳児の子どもたち一人ひとりが自分の好きなことやチャレンジしたいことを、4歳児の子どもたちへ「○○名人」としてその技や練習したことを発表する会です。
「こま回し名人」や「なわとび名人」など、それぞれの名人さんが緊張しながらも堂々と発表し、発表を終えた名人さんは、たくさんの拍手を受けながら、力を出しきった喜びや達成感に満ちていました。残念ながら、名人会当日はお休みだった名人さんも後日、発表して練習の成果を見せることができたそうです。
名人会の終わりに、4歳児の子どもたちが「ラキュー名人さんの作った飛行機がすごかった」「お絵描き名人さんの電車に乗っている絵がよかった」など、感想を伝えていました。5歳児の子どもたちがチャレンジする姿を見て、「自分もあんなふうになりたいな」と、きっとあこがれの存在になったのではないでしょうか。
大東市教育委員会では市内小学校4年生から中学3年生を対象に「学力向上ゼミ」を実施しています。
全国学習塾協会より派遣された塾講師により、小学生は算数、中学生は数学と英語を指導していただいています。令和5年度は、小学生約160名、中学生約90名が、土曜日に市民会館・灰塚小学校・野崎青少年教育センター・北条青少年教育センターを会場に、基礎学力の定着をめざして学習に励んでいます。
今年度は、大東市の学力向上ゼミの先輩が塾講師となり、後輩の指導に携わってくれています。そこで、先輩のお二人にインタビューをして、学力向上ゼミの「魅力」について伺ってみました。
写真左:丸山 藍さん(同志社女子大学 在学) 写真右:丸山 海音さん(京都大学大学院 在学)
写真左から、中学生「集団個別コース」、中学生「通常コース」、学力向上ゼミのようす
※お申し込み等の詳細は、4月に学校より配付される手紙をご覧ください。
大東市は給食を通して、健康な生活を送るために特に重要な食生活について学ぶ「食育」を大切にしています。
地元で育てられた農産物を、地元で食べようとする取組みのことを「地産地消」と言います。大東市の学校給食では、子どもたちに食べ物についての関心を深めてもらうために、地域のお米や野菜を取り入れています。
学校給食への理解・関心を深め、生徒自らが学校給食を主体的に捉える機会とするとともに、生徒の発想・嗜好を取り入れた献立を提供し、給食のさらなる質の向上と生徒への食育を図ることを目的として、市内の中学生を対象に「みんなのイチオシレシピ」を募集しました。
計261点の応募の中から、市教育委員会の栄養士、栄養教諭、給食調理員の試作等を経て、16点のレシピが採用となりました。
※教育長賞受賞「唐揚げゆず胡椒」
大東市では、子どもたちの食育課題の改善に向けて、学校給食の提供だけでなく、各校の給食指導担当者を中心として、食育推進に向けた授業づくりにも力を入れており、朝食の欠食や給食の残菜、偏食など、さまざまな食育課題に対し、子どもたちの実態に応じた授業実践が各校で行われています。
子どもたちが授業で得た学びを活かしていけるよう、毎日の給食で指導したり、給食だより等で各家庭へ発信したりしています。食育については、学校と家庭が連携しながら、継続的に指導していくことが大切です。
大東市では、食育に関するさまざまな取組みを実施しています。
学校における食育の中心となるのが、市立小・中学校に配置されている栄養教諭と各校1名の担当教員で構成する「給食指導担当者会」です。
今年度、「給食指導担当者会」では、「教科の中で取り組む食育」を研究テーマに、教科の授業の中でどのように食育に取り組んでいくかについて議論し、各校において授業を実践しました。担当者からは多様な授業アイデアが生み出され、生活科や家庭科のみならず、国語科や理科、外国語科などでの授業実践や総合的な学習の時間を活用し、教科横断的に食育に取り組んだ学校もありました。
また、授業実践の際には栄養教諭が他校の授業を参観するなど、市内全体での食育の推進のために栄養教諭が果たす役割が非常に大きくなっています。
令和5年12月には、灰塚小学校において提案授業が行われ、その後の研究協議においても、効果的な食育の授業について活発な議論が行われました。大東市では、今後も学校と家庭・地域が協力し、子どもたちの食育の充実に向け、さらに取組みを推進していきます。
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