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教育委員会だより「えがお大東っ子」第64号

記事ID:0045991 更新日:2023年5月26日更新 印刷ページ表示

『未来へのバトンをつなぐ 大東の教育』 ~水野教育長よりごあいさつ~

 大東市教育委員会教育長の水野達朗です。令和5年度も引き続き、大東市の教育行政へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 私が民間経営者から大東市の教育長に就任した3年前の春は、全国の学校園が約3か月間に渡る休業を余儀なくされ、授業で先生が子どもたちに問いかけてきた「正解のない問いに対して最適解や納得解を出していこう」という言葉が、そのまま私たち大人側に求められました。その当時、私が議会でお話をしたのが、「教育の創造的復興」です。端的に言えば、大東市教育委員会は子どもたちの安全と安心を考えながらも、学びを止めない中で明るい未来をイメージしながら改革の種をまいていくという決意表明です。いくつかの政策においてはその改革の種が芽吹き、双葉となり、明るい未来に向かって真っすぐと成長しているように感じています。これらがしっかりと根付くように、教育長としても学校現場との連携を密にしながら進めているところです。今回はその中でも全国的にも先進事例として紹介されている大東市の『ICT教育』と『不登校政策』についてご紹介します。

 百聞は一見に如かず。まずは下の二次元コードの動画をご覧ください(チャンネル登録をお願いします!)。これは大東市の小学校におけるタブレット端末の活用プロモーション動画です。いかに子どもたちの好奇心を刺激し、ワクワクするような授業を展開させるかを考えた時、このタブレット端末は、まさに時空を超えて学べる魔法の箱(板?)となります。今年度は市内全小学校にも、子どもたち一人ひとりの苦手に対応した問題をAIが生成する「AIドリル」を導入します。家庭学習においても、宿題をクラウド上に提出する等、景色が変わってきているのではないでしょうか。今年度もその流れを加速させながら、個別最適な学びと協働的な学びの両輪で進めていきます。

二次元コード

https://www.youtube.com/watch?v=4jM9eGvqY6o&t=4s<外部リンク>

 大東市の不登校支援においては『学びへのアクセス100%プラン』を掲げて多層的な支援を展開しています。国において発表された「不登校の子どもたちが過去最高数値に増加」という報道を耳にした方も少なくないかと思われます。そのような背景がある中、大東市では出席・欠席といったラベリングに終始するのではなく、子どもたちが学びにアクセスできているかに力点を置き、将来的な自立をめざした多層的な支援につなげています。学校が子どもたちにとって安全・安心で魅力的であることをベースとしつつも、教育支援センター『ボイス』や家庭教育支援チーム等による居場所や相談機能を拡充しています。

 市教育委員会といたしましては、上記以外にも、学力の向上に資する取組み等のしかけを積極的に展開しながらも、子どもたちが朝起きて「今日は学校で何を学べるだろう」と毎日ワクワクできる学校をめざしていきたいと思っています。そのためには、学校園、保護者、地域、行政の連携は欠かせません。今後も保護者の皆様と力を合わせ、「あふれる笑顔 幸せのまち大東 の未来を拓く 人づくり」のために邁進してまいりますので、どうぞご支援ならびにご協力をよろしくお願いいたします。

1学期間の学校給食費を無償化!!小中学校給食における保護者負担を軽減します

学校給食費無償化イメージ写真

 学校給食は子どもたちの心身の健全な発達にとても重要な役割を果たしています。

 本市では、子どもたちの健やかな成長を社会全体で支えるため、これまでも安価で栄養バランスの取れた学校給食を提供してきましたが、令和5年度は、物価高騰に対する子育て世代の経済的負担軽減を目的として、市立小・中学校の1学期間の給食費を無償化します。

 また、令和4年度に引き続き「物価高騰負担軽減対策※」を実施することにより、経済的な影響に直面している保護者負担の軽減を図ります。

【お問い合わせ先:大東市教育委員会事務局 学校管理課 Tel:072-870-9642】

令和6年度使用教科書展示会のご案内

 令和6年度から小学校で使用する教科書の見本本を展示します。希望される方は期間内に閲覧することができます。

展示場所及び展示期間

 
展示場所 展示期間 展示時間

大東市教育研究所

(大東市立市民会館5階)

6月6日(火曜日)~7月3日(月曜日)

午前9時~午後5時30分

(土・日曜日は休館)

大東市立西部図書館

6月5日(月曜日)~6月18日(日曜日)

(第1・2・3水曜日は休館)

平日 午前9時30分~午後8時

土日 午前9時30分~午後5時
大東市立東部図書館

6月21日(水曜日)~7月5日(水曜日)

(第1・2・3火曜日は休館)

平日 午前9時30分~午後8時

土日 午前9時30分~午後5時

大阪府立中央図書館

1階展示コーナー

6月14日(水曜日)~6月30日(金曜日)

平日 午前9時~午後7時(月曜日は休館)

土日 午前9時~午後5時

【お問い合わせ先 大東市教育委員会事務局 教育研究所 Tel:072-870-9107】

ひとりで悩まず相談を~「大東市教育支援センター『ボイス』と『教育相談室』」~

 学校に行きたい。でも、行くことができない。さまざまな理由や状況により学校に行けない子どもたちが元気を取り戻すための場所として、キッズプラザ2階に「大東市教育支援センター『ボイス』」を開設しています。令和2年度から、「ボイスdeリスタ」という愛称で親しまれており、経験豊かな職員がノウハウを生かしながら、子どもたち一人ひとりの現状や目標に合わせた活動を考えています。

 「ボイス」では現在、にぎやかに過ごす部屋と、落ち着いて過ごせる部屋の2部屋体制で、学校タブレットやボードゲーム、さまざまな教材・知育玩具などを利用した、学習活動・自主活動・グループ活動をおこなっています。最近では、プログラミング学習や農園活動を始めるなど、活動の幅を広げています。学校の先生や家族とは違う大人・同年代の子どもたちとの関わりを通じて、新たな変化や成長につながる場合もあります。少しでも興味があれば、各学校を通じて見学にお越しください。

 また、キッズプラザ2階には保護者向けに「教育相談室」も開設しています。「親子関係で困っている」「友だちとうまくコミュニケーションがとれない」「子どもが登校をしぶる」といったお悩みを、教職経験豊かなスタッフに面談や電話で直接相談することができます。また、メールでの相談は開室時間外でも随時受け付けていますので、いつでもご利用ください。

相談室・ボイス写真、地図

【大東市教育支援センター】

 
  ボイス 教育相談室

開所・開室

日時

火・水・木・金曜日…11時00分~15時00分 水・金曜日…10時00分~14時00分
お問合せ

各小中学校

または大東市教育委員会

(Tel:072-870-9104)

090-9840-9343(専用電話)

※留守番電話にメッセージを残していただければ、翌開室日にご連絡いたします。

ホームページ http://ed.city.daito.osaka.jp/swas/index.php?id=daito_voice<外部リンク>

 

https://www.city.daito.lg.jp/site/kosodate/3111.html

※ 学校の夏季休業・冬季休業など長期休業期間には開所・開室しません。

 

大東市家庭教育支援チーム「つぼみ」の活動について~「おうちの方が元気になる!笑顔あふれる家庭教育の充実をめざして」~

家庭教育はすべての教育の出発点です。

 大東市教育委員会では、保護者のみなさまが子育ての悩みや、不安を抱えて孤立しないよう、また、安心して子育てができるように、地域や企業の方々とともに子どもの健やかな育ちの基盤である家庭教育の充実に向けた活動に取り組んでいます。

 大東市家庭教育支援チーム「つぼみ」は、保護者が安心して子育てを行うための支援を行います。また、家庭・地域・学校・企業がそれぞれの役割を果たしながら、連携し、充実した教育環境をめざし活動しています。

【今年度の活動内容】

☆家庭教育に関する状況把握調査を実施します

 家庭教育に関する状況把握調査を公立小学校1年生と4年生の児童がいるご家庭を対象に実施し、保護者の子育てに関する現状や考え方をお伺いし、さらなる家庭教育支援に努めます。

☆公立小学校1年生の家庭へのアウトリーチ(家庭訪問や電話連絡)活動を実施します

保護者の子育てに関する現状や考え方をお伺いしたり、子育てや教育に関する情報をお届けしたりします。

☆『いくカフェ』を開催します

気軽に集まってお話ができる場や、子育てに関する学習の機会の提供を行います。(対象:全保護者)

☆家庭教育応援企業等と協働します

 家庭教育応援企業等に委託して『いくカフェ』を開催する等、まちをあげて家庭教育を支援します。

☆『思春期保護者向けセミナー』を開催します

 家庭教育支援を開始して8年目を迎え、支援事業開始当時1年生だった子どもたちも中学2年生となり、この世代特有の悩みを持つ保護者についても、学習の機会を確保する必要性が生じてきています。そのため、従来の家庭教育支援を補完する目的で、今年度『思春期保護者向けセミナー』を開催し、継続した支援を行います。

【スクールソーシャルワーカーの紹介】

 各小学校や、ネウボランドだいとう(子育て世代包括支援センター)には、スクールソーシャルワーカーがいます。スクールソーシャルワーカーは、家庭、学校、地域等と子どもたちの健やかな育ちについて、一緒に考えます。

【各種事業の紹介はコチラから】

1.家庭教育支援事業について(市HP)

https://www.city.daito.lg.jp/site/iju/1242.html

2.スクールソーシャルワーカーの紹介(市HP)

https://www.city.daito.lg.jp/site/kosodate/20916.html

3.大東市教育委員会【公式】YouTubeちゃんねる 家庭教育支援再生リスト

https://www.youtube.com/playlist?list=PLUWC4lNE3sdb3S3-eh80-4js0lTyVmMYX<外部リンク>

心配ごと・困ったこと、どんなことでもお気軽にご相談ください。

相談先​

ネウボランドだいとう(子育て世代包括支援センター)

Tel:072-874-2766(直通) 072-874-2767(直通)

問い合せ先

大東市教育委員会 家庭・地域教育課

Tel:072-800-7760(直通)

大東市教育委員会公式YouTubeチャンネル『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる

『大東市教育委員会【公式】ちゃんねる』では、大東市の教育に関するさまざまな情報を発信しています!ぜひご覧ください!​

https://www.youtube.com/channel/UCBmt8OAqYK8hTmIpXdb9jxA<外部リンク>

 

[えがお大東っ子」第64号 [PDFファイル/1.17MB]

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