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けん診に関するQ&A
市民の皆さんより寄せられる、各種けん診に関するよくある質問にお答えします。受診時の参考にしてください。
受診(全般)について
Q1.けん診間隔の1年度や2年度に1回の「年度」とは、いつからいつまでですか?
「年度」とはその年の4月1日から翌年3月31日までの期間のことです。
例えば、1年度に1回のけん診を今年の5月10日に受診した場合、次に同じ種類のけん診を受診できるのは、翌年の4月1日以降です。
Q2. 集団けん診と個別けん診の違いは何ですか?
集団けん診
あらかじめ決められた日時・場所で受診します。事前の予約が必要です。日時等については、「ホームページ」・「広報だいとう」・「大東市健康カレンダー」でご確認ください。
実施しているけん診
肝炎ウイルス検査(特定健康診査と同時受診の人に限る)
個別けん診
医療機関とけん診日を決めて受診します。
直接医療機関に予約してください。予約の際は、必ず「大東市の○○けん診受診希望」と伝えてください。
実施しているけん診
肝炎ウイルス検査(肝炎ウイルス検査単独での受診も可能)
Q3. けん診は何歳から受診することができますか?
集団・個別けん診ともに受診日時点で大東市に住民票登録があり、かつ下記の年齢の人。
満50歳以上
満40歳以上
乳がん検診 ※女性のみ
大腸がん検診 ※容器提出日の年齢が40歳以上
肝炎ウイルス検査 ※生涯一回限り
特定健康診査 ※大東市国民健康保険被保険者のみ
満20歳以上の女性
満15歳以上
骨粗しょう症検診 ※満70歳以上の人は2年度に1回の受診が望ましい
40歳未満健診 ※15歳以上40歳未満の人のみ
20・30・40・50・60・70歳の節目年齢
各けん診の詳細については、けん診名をクリックいただくか、おとなの健診・検診ページからもご確認いただけます。
Q4. けん診を受ける時、受診券はいりますか?
受診券がいらないもの
がん検診(胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮頸がん)
※令和7年度から胃がん検診(内視鏡検査)も受診券が不要になりました。
受診券がいるもの
全員必要
特定健康診査、肝炎ウイルス検査、40歳未満健診、成人歯科健診
一部必要
ピロリ菌抗体検査を希望する人の内、69歳以下の費用免除対象者(市民税非課税世帯、生活保護世帯、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級)
※受診券をお持ちでない場合、必ず受診前に地域保健課へ無料受診券を申請の上、受診時に医療機関へ提出してください。受診後の払い戻しには応じられません。
Q5. 社会保険に加入しています。大東市のがん検診は受診できますか?
受診できます。
大東市のがん検診は、加入保険の種類に関わらず、受診日時点で大東市に住民票登録のある人が受診できます。
Q6. 大東市に住民票登録はありませんが、里帰り・短期出張等で大東市に住んでいます。大東市のがん検診を受診することはできますか?
受診できません。
大東市の実施するがん検診はすべて、受診日時点で大東市に住民票登録のある人が対象です。
Q7. けん診は市ホームページや健康カレンダーに載っている医療機関以外でも受診できますか?
がん検診
市ホームページや健康カレンダーに掲載している医療機関でのみ受診できます。
大東市・四條畷市以外にも寝屋川市や大阪市内で受けられる医療機関もあります。詳しくは、がん検診・特定健康診査・肝炎ウイルス検査の実施医療機関についてでご確認ください。
特定健康診査
広く大阪府内の医療機関で受診できます。
ただし、市独自項目の尿潜血・尿ウロビリノーゲンについては、大東市・四條畷市内の医療機関でのみ受診できますのでご注意ください。
特定健康診査の実施医療機関については、大東市・四條畷市内の医療機関やがん検診と一緒に受診できる医療機関を市ホームページや健康カレンダーに掲載しています。
大阪府内の実施医療機関については、大阪府医師会ホームページの特定健康診査・特定保健指導機関検索<外部リンク>からご確認いただくか、直接医療機関にお問い合わせください。
Q8. 以前受診したけん診結果の用紙を紛失しました。再発行できますか?
けん診を受けた場所や種類によって、対応が異なります。地域保健課 Tel:072ー875ー2745(平日午前9時~午後5時半)までお問い合わせください。
費用について
Q9. 費用はいくらかかりますか?
がん検診(胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん)
大東市のがん検診対象であれば、複数種類のがん検診を受診してもすべて無料です。
特定健康診査
大東市国民健康保険被保険者のみ無料です。
ピロリ菌抗体検査・骨粗しょう症検診・40歳未満健診
ピロリ菌抗体検査・骨粗しょう症検診はそれぞれ自己負担1000円かかります。40歳未満健診は自己負担700円かかります。
※ただし、一部費用免除される場合があります。費用免除の対象者(市民税非課税世帯、生活保護世帯、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級)で無料受診券をお持ちでない場合、必ず受診前に地域保健課へ無料受診券を申請の上、受診時に医療機関へ提出してください。受診後の払い戻しには応じられません。
各けん診内容について
Q10. 昭和58年生まれの女性です。令和7年度の乳がん検診と子宮頸がん検診の対象者は奇数年生まれとなっていますが、今年度受診することはできますか?
受診できません。
子宮頸がん検診と乳がん検診は、2年度に1回なので偶数年生まれの方は令和8年度が対象になります。受診対象者は次のとおりです。
令和7年度 (R7年4月1日~R8年3月31日) |
令和8年度 (R8年4月1日~R9年3月31日) |
|
---|---|---|
和暦(昭和・平成など)で |
〇 |
× |
和暦(昭和・平成など)で |
× |
〇 |
Q11. 気になる症状があります。がん検診を受診しようと思うのですが・・・
市のがん検診は、各がん検診部位の治療中や経過観察中の人や気になる症状がある人は受診できません。
気になる症状がある場合、それぞれ体の状態に応じた適切な検査や治療が必要になりますので、がん検診ではなく早期に医療機関を受診してください。この場合、健康保険を使用しての受診となります。
Q12. 通院して薬を飲んでいます。特定健康診査は受診できますか?
受診できます。
特定健康診査は、生活習慣病で通院中や服薬中の人でも受診していただけます。年1回の健康管理にお役立てください。
Q13. がん検診で精密検査が必要と判定されました。どうすればいいですか?
要精密検査の場合は、必ず医療機関を受診してください。
がん検診で精密検査が必要と判定された場合、「がんの疑いを含め異常(病気)がありそう」と判定されたということです。
その原因について、より詳しい検査を行い、本当に異常があるのかどうか、あるとしたらどのような異常なのかを調べる必要があります。
「症状がない」「毎年同じ結果だから」といった理由で精密検査を受けない場合には、がん検診で見つかるはずのがんを放置してしまう可能性があります。
Q14. がん検診は1回受診すれば大丈夫でしょうか?
自覚症状がないうちに、がんを早期に発見し治療すれば、約90%の人ががんによる死亡リスクを減らせます。
早期に発見するためには、各がん検診ごとに決められた間隔で、定期的に受診することが重要です。
Q15. がん検診を受診しようと思いますが、放射線の被爆が気になります。
胃がん(X線バリウム検査)・肺がん・乳がん検診・骨粗しょう症検診は、レントゲン撮影を行うので放射線に被爆します。しかし、大地から受ける自然放射線と比較しても、その被爆量は同等以下です。したがって、1回の撮影で受ける被爆量は健康に重大な健康被害を及ぼすものではありません。
なお、胎児への影響について、市で行う検診の被爆量では問題がないとされていますが、大東市として妊娠中の人の受診はご遠慮いただいています。(参考「草間朋子:妊娠と放射線、日本医師会雑誌、第124巻3号、P367‐370、2000.」)
Q16. 胃内視鏡検診(胃カメラ)は鎮静薬・鎮痛薬を用いた状態で受診できますか?
大東市の胃内視鏡検診(胃カメラ)は鎮静薬・鎮痛薬を用いた状態では受診できません。ただし、咽頭・鼻腔麻酔は原則として行います。
Q17. 大腸がん検診の内容を教えてください。
便潜血検査(いわゆる検便)です。
2日分の便を取り、便の中に血が混ざっていないか確認します。大腸カメラではありません。