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大東市初のボルダリングジム

記事ID:0034750 更新日:2022年3月29日更新 印刷ページ表示

#ボルダリング #野崎

現在、着々と認知度を上げているスポーツに「スポーツクライミング」がある。2021年に開催された東京オリンピックでは、日本人選手が銅メダルを獲得したことで話題になった。そんな世界で注目されているクライミングに触れることが、大東市でできる。
大東市初のボルダリングジム「クライミングジム LINKS」だ。

 ボルダリング

と、ここで私の中で1つの疑問が生まれる。前文で「ボルダリングジム」と、「クライミングジム」の二つの言葉が出てきたが、この二つは何が違うんだと。私のほかにもそう思う方はいらっしゃるのではないか。

簡単に言うと、クライミングは、登るためにハンマーやカラビナなどの道具を使うエイドクライミングと、道具を必要としないフリークライミングに大別される。ボルダリングは登るための道具を必要としない為、フリークライミングの一種ということになる。チョークやシューズといった最低限の装備で誰でも始めやすいため、クライミングの中でも特に人気となった。ここLINKSで体験できるのはチョークやシューズといった最低限の装備で誰でも挑戦することのできるボルダリングだ。

ボルダリングする女性

ボルダリングについて、「難しそう」「自分は体力がないからムリだ」と耳にすることが多い。何か得意なスポーツがあるわけでもない、体育の授業以外の運動とは縁のなかった私もそう思っていた。しかし、このスポーツで必要なのは抜群な運動神経ではない。

「ボルダリングにハマるのは黙々と作業をするのが好きな人。むしろ、最初から簡単に登ることのできる人にとってはつまらないのではないか。」とLINKSのオーナー北野さんも言っていた。

linksの北野オーナー

サラリーマンとして働いていた北野さんが、ボルダリングに魅了され、LINKSを作ったのは34歳の時だ。まだ小さかったお子さんを育てながらもボルダリングに専念するにはどうすればよいか考えた末、地元の大東市にジムを作ったという。

そんな北野さんにボルダリングの魅力を聞いてみた。

「ボルダリングは自分と向き合うことのできるスポーツ。登り終えた後には達成感が得られる。また、ジムに行けば色んな人がいるのでコミュニケーションがとれることもボルダリングの魅力の1つ。」と答えてくれた。

ボルダリングの魅力とは

今回の取材で前回のInstagram投稿(2021年12月20日投稿)に引き続き、人生二度目のボルダリング体験となった。二度目となると、前回と同じコースを登って何が面白いんだと思う方がいるかもしれない。しかし、ボルダリングには月ごとにホールド(壁についている石のような突起物のこと)の位置が変更する仕組みがある。よって毎月新しいコースに挑戦することができる。ひと月の間にどこまで達成できるか「マンスリー課題」として楽しむのもボルダリングの面白いところだと思った。

ちなみに私は前回に引き続き、同じレベルのコースで腕の力が尽きてしまった…。

ボルダリングを降りる女性

LINKSではボルダリングを経験したことの無い人や、ボルダリングについての知識が全くない人でもその日からボルダリングを楽しむことができる。そしてボルダリングは、性別・年齢・運動神経関係なく挑戦できるスポーツである。何か新しい挑戦をしてみたいと思った時、運動不足を感じた時、黙々と何かに打ち込みたい時など、その選択肢の1つに「ボルダリング」をふと思い出してもらえたら嬉しい。

オーナーと記念撮影 links玄関

クライミングジム「LINKS」


住所:〒574-0014大東市寺川3-2-2
アクセス:JR学研都市線 野崎駅から徒歩12分
電話番号:072-380-8874
営業時間、料金、定休日については「LINKS」ホームページへ

取材:大阪産業大学 経営学部 商学科 鈴木ゼミ 川邉みなみ