浪速の暴れ馬アンディ南野と大阪キックT.B.NATION（ティー.ビー.ネイション）

＃キックボクシング

今回、私はキックボクシングジム「T.B.NATION」に取材させていただきました。

取材に応じて下さったのは代表のアンディ南野さんです。

まずは、キックボクシングジム設立までの経緯について話してくれました。学生時代の南野さんはやんちゃだったそうです。喧嘩が強いという噂が地元で広まり、指導して欲しいという少年たちが多くでてきました。最初は公園等に集まり教えていましたが、指導を受ける人数が徐々に増えてきた為、2004年にキックボクシングジム「T.B.NATION」を設立しました。

「T.B.NATION」ではフィットネス・トレーニングコースとキックボクシングコースの2つがあります。フィットネスコースには主にダイエットを目的とした女性の入会者が多いそうです。
キックボクシングコースでは小学生、中学生、高校生で約80人、19歳以上が約80人で、プロの方も2人在籍しています。南野さん曰く、子供なら3ヶ月、大人なら6ヶ月あれば初心者でもスパーリングができるレベルに達するそうです。そこから技術を上げるには日々の努力の積み重ねが必要だと仰いました。
トレーニングメニューは、個人に合わせてハードでも楽しくできるように工夫しているそうです。自身で実践して効果が有ったものや他ジムの経営者に聞いて良かったもの、最近の流行なども取り入れながら作っているそうです。

最後にT.B.NATIONの名前の由来と今後の展開ついてお話を聞きました。
T.Bで「とんぼ」、NATIONで「集団」を表しています。
とんぼは古来より前にしか進まない事から、縁起の良い勝ち虫と言われてきました。
とんぼのように前に前に羽ばたいて欲しいという願いが込められているそうです。またジムの公式キャラクターには、とんぼの「ターボ君」がいます。ターボ君の羽根には、「礼節」、「克己」、「信念」、「感謝」の4つの言葉が刻まれており、この4つの言葉がジムの理念になっているそうです。

今後の展開については「今、ジムに通っている子供たちが肉体的にも精神的にも成長できる場にしたい。そして、成人してからも、このジムで学んだ事が活きたと思ってもらえると嬉しい。ジムを起点にした地域貢献の役割を果たしていきたいです。」と語ってくれました。

取材時に印象に残っていることは、練習していた子供たちが、とても大きな声で挨拶をし、目が輝いていたことです。ここは、体を鍛えるだけでなく正しい礼儀やマナーを学べる場所でもあるんだと感じました。
そして、ジムの認知度を上げる為にノベルティグッズを制作したり、選手たちの為に国内最大級のアマチュアキックボクシング大会「T.B.NATION CUP大会」を主催する等のアイデアと行動力を持っている南野さんのユニークなキャラクターにもとても魅力を感じました。

500円からの体験コースもありますので、興味を持った方は是非、ホームページをご覧ください。

T.B.NATION（ティー.ビー.ネイション）

https://tb-na.com/
住所：〒574-0077大東市三箇5-6-50
電話番号：072-813-5260

取材：大阪産業大学 経営学部 商学科 澤登ゼミ 中坊公紀