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アプリ『よみがえる飯盛城~「天下人」三好長慶 最後の居城』を公開
アプリ『よみがえる飯盛城~「天下人」三好長慶 最後の居城』
大東市および四條畷市にまたがる国史跡飯盛城跡の1560年代頃の様子を再現したCGアプリ『よみがえる飯盛城~「天下人」三好長慶 最後の居城』及び国史跡飯盛城跡CG紹介動画を公開しました。
App Store(iPhoneやiPadをご使用の場合)<外部リンク>
Google Play(Androidをご使用の場合)<外部リンク>
CGVR・ARアプリ概要
名称 | 『よみがえる飯盛城~「天下人」三好長慶 最後の居城~』 |
価格 | 無料 |
本提供開始日 | 令和4年4月27日 |
対象OS | <iOS版>iOS 13以上 / ARKit対応 <Android版>Android 7.0以上 / ARCore対応 |
監修 | 中井均(滋賀県立大学名誉教授) |
国史跡飯盛城跡CG紹介動画
現地に来ることができない場合でも、アプリをダウンロードのうえ、アプリ解説チラシのVRポイントマーカー(赤枠内の画像)をアプリ(タイトルメニューのマーカー)で読み取ることで、飯盛城の主要ポイントのVR閲覧が可能です。
チラシのjpgデータはこちら [その他のファイル/7.65MB]
飯盛城跡での楽しみ方(攻城ゲーム・記念撮影)
現地でアプリを使い、その場の風景と往時の風景を比較するなど、現地で飯盛城跡の見どころを楽しみながら学び、散策することができます。
現地でのみ体験できるコンテンツとして、「攻城ゲーム」と「記念撮影」機能で楽しむことができます。
※山中でアプリをご使用の際は、歩きながらの操作を控え、周辺には十分にご注意のうえ、お楽しみください。
攻城ゲーム
城内の3カ所では、VR機能を使った「攻城ゲーム」を楽しむことができます。
石垣上や櫓などから鉄砲や矢を放ってくる城兵と戦うゲームです。
戦国武将との記念撮影
戦国の英雄、三好長慶や松永久秀と一緒に記念撮影ができる機能を搭載しています。
【三好長慶と記念撮影】
(※イメージ)
アプリ監修にあたって
中井均様(滋賀県立大学名誉教授)
中井名誉教授
飯盛城は三好長慶の居城です。その構造は山上に居館を配し、城域の大半を石垣によって築くという、戦国時代の戦う施設としての山城とはまったく異なるものでした。また、城内には宗教施設も造営されていたようです。こうした城の姿は天下をにらんだ長慶による新たな城造りとして評価できます。
今回の3DCG制作には発掘調査の成果などから長慶時代の飯盛城の姿を再現しました。山上の御殿、城門、御体塚丸の社などは極めてリアルに表現できたと思います。この3Dをご覧になって、実際に飯盛城跡を訪れていただければ、より具体的に長慶の城を体感していただけると思います。
プロフィール
城郭研究の第一人者、滋賀県立大学名誉教授。1955年大阪府生まれ。「大東市・四條畷市飯盛城跡の調査研究に関する専門委員会」副会長。「織田・豊臣城郭の構造と展開」、「中世城館の実像」など著書多数。
国史跡「飯盛城跡」について
▲三好長慶像(本市市役所前)
▲飯盛山
▲飯盛城跡石垣
飯盛山は大東市と四條畷市にまたがる生駒山地北西枝にある標高は314mの山です。
大阪市内からのアクセスも良く登山初心者のハイキングコースとして人気を集めています。飯盛山の中に存在する「飯盛城跡」は、令和3年6月に開催された国の文化審議会において国史跡に指定するよう文部科学大臣に答申され、同年10月の官報掲示により正式に国史跡に指定。大東市初の国史跡が誕生しました。
また、日本城郭協会が新たに創設し、今年4月6日の「城の日」に発表された第1回「日本城郭協会大賞」では、大東市・四條畷市で実施した飯盛城跡の国史跡指定を目指した発掘調査が評価され、受賞しました。
国史跡「飯盛城跡」への登山・散策がより楽しくなるこのアプリをダウンロードして、ぜひお越しください。